No.163 彼から別れたいって言ったのに連絡してくるのはどうして?

みおさん(女性 27歳 静岡県 事務員)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

2年間付き合った彼氏に突然振られてしまったみおさん。

時折喧嘩をすることもあるけれど、仲良く付き合えていた二人の関係は彼から振られることを機に突然の終わりを告げました。

突然の別れに孤独感や喪失感でみおさんは辛い日々を送っていましたが、無理に誤魔化して日々を乗り越えていました。

そんなある日、彼氏さんから朝ごはんを一緒に食べないかと誘われて再び会うことに。

そんなことが何度か繰り返されているうちに、彼の気持ちがわからなくて不安が募って行きました。

私は彼にとってただの女友達なのか、復縁を考えてくれているのか。

みおさんはどんどんと不安になっていってしまいます…。

彼の気持ち体験談メモ

お名前:みおさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:フリーター
年齢:27歳
地域:静岡県
悩み:彼には私とヨリを戻す気持ちがあるの?
当時の状況:別れてからも何度も会おうと彼が連絡をくれるけど、彼がどうしたいのかわからない

彼の気持ち体験談

別れても頻繁に会おうとしてくれる彼の気持ちって?


友達なのか復縁したいのか分からない彼の気持ち

2年付き合った彼と別れました。

というより、振られたんです。

少し喧嘩っぽくなることもあったけれど、基本的には仲良く付き合えていた私と彼。

振られたとき私はめちゃくちゃ泣きました。

「別れたくなんてない、考え直してほしい」とも伝えたんです。

だけど彼の心はもう決まっていたようで、答えはノー。

私は泣く泣く別れを受け入れるしかありませんでした。

彼から告げられた突然の別れに…

別れてからは、私から連絡しないようにしました。

やり直したい気持ちはもちろんありました。

けれど、彼の方は全くそんな素振りがなかったので、せめてしつこくして嫌われたくないと思っていました。

大好きな彼のいなくなった日常は、喪失感と孤独感で辛くて苦しかったです。

でも心配してくれる友達もいたので、無理に仕事や趣味に没頭するようにしてなんとか過ごしていました。

別れた彼から突然の連絡が…

彼から連絡が来るようになったのは、そんなある日でした。

朝早く突然、朝飯作りすぎたから来る?みたいなLINEが届きました。

びっくりすると同時に、嬉しかった私。

だって、当然彼のことがまだ好きでしたし会いたいとも思っていましたから。

喜んで返信し彼の家へ行くと、彼の作りすぎた朝食を一緒にいただくことになりました。

最初こそちょっとぎこちなさはあったものの、すぐにお互い寛いで、まるで別れたのが嘘のように楽しい会話と、美味しい食事。

折角彼のことを忘れようとしていた気持ちがすっかり元に戻り、やっぱり好きだな、一緒にいたいなと思うひとときでした。

この日は朝ごはんを食べたらお互い仕事へ出発しましたが、同じような理由で彼からの連絡が数回ありました。

その度にもしかしてこのまま復縁できるのかも。

彼もまだ私のこと好きで会いたいって思ってくれているのかも、と私は期待に胸が膨らみました。

進展はなく、復縁への思いが積もる

しかし、何度か会っても、彼から復縁の話題が挙がることはなかったんです。

ただ呼び出して、楽しく話して、それでさようなら。

デートとも呼べないレベルの逢瀬が増えていくたび、私はどんどん不安になっていきました。

またやり直せるつもりで会っていたけれど、彼の中ではもう完全に終わっているのかもしれない。

私のことを女友達として扱っているだけだったのかも。

そんな想いが過るようになったんです。

彼の気持ちを知りたくて

そこからは彼の気持ちが全然わからなくなり、知りたい気持ちと知るのが怖い気持ちでいっぱいでした。

彼の気持ちを直接聞いて、単なる友達だと言われたら傷つく。

かといって本当に友達扱いされているなら、今すぐ解消すべきだとも思いました。

どうやって彼の気持ちを知ろうか、私は迷いに迷って友達を頼りました。

彼と親しい男友達で、この人になら彼は本音を話すだろうという人物を選んで相談したんです。

事情を話すと、男友達も私を気遣ってくれて、「直接聞いてみるよ」と言ってくれました。

本当に心強かったです。

本当の気持ちを知り、和解

そして1週間くらい経ったころ、その友達から連絡が来ました。

「あいつが自分で話すっていってたから、もう少し待って欲しい」と。

私はなんて言われるのか気が気でなかったです。

でも、彼が自分で話したいと言っているなら聞くしかないと心を決めました。

後日、彼に呼び出され会いに行った私。

彼はちゃんと本音で話してくれました。

最初は単に一人になったことが寂しくて、なんとなく私を呼び出しただけだと。

悪いことをしているのはわかっているけれど、私が彼のことを好きな気持ちに甘えていたそうです。

だからもう呼ぶのはやめよう、やめようとずっと思っていたんだとか。

でも今回友達に指摘されて、やっぱりまだ私のことを好きな気持ちがあると気づいたと言ってくれました。

「だから今度こそ、ちゃんとやり直したいと思っている」

そう彼に言われて、私は嬉しくて泣きました。

彼の気持ちを知るのは怖かったけれど、聞いてよかったと思えた瞬間でした。

みおさん(女性 27歳 静岡県 事務員)


みおさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。

一時の感情を抑えることができず、別れを切り出してしまうということは恋愛ではよくあることです。

これは男性に多いのですが、別れてから時間が経つにつれて寂しさや孤独感に襲われて彼女が恋しくなるということがよくあります。

別れてから彼女の存在の大きさを実感するということなのでしょう。

みおさんの場合、別れを切り出したのが彼だったので余計に戻りづらい状況だったのかもしれません。

変なプライドなんていらないんですけどね…。

じれったい場合はみおさん側から復縁を言い出してもよかったかもしれませんね。

でも、それはそれで彼が調子に乗ってしまう原因になるかもしれないので、頑張って待ち続けることができたみおさんには拍手を送りたい気持ちです。

多少の紆余曲折はありましたが、無事に復縁ができてよかったですね。

お幸せに。


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