激しすぎる彼氏の束縛。優しかった彼がどうして?過去のトラウマが原因で私を束縛していた彼の本当の気持ち
あおさん(女性 22歳 京都府 大学生)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
穏やかで優しい彼と交際を始めたあおさん。
順調の交際を続けていましたが、段々と彼の束縛が激しくなります。
仕事中も私生活でも束縛され続ける生活が苦しくなってきたあおさんは彼に自信の気持ちを打ち明けることに。
二人は話し合いを行い、彼女のことを激しく束縛するようになってしまった彼の気持ちを聞き出すことが出来ました。
最初は優しかった彼が段々と束縛男に…
今年の4月から私が大学の研究室に配属された頃からの話です。
昨年から付き合い始めた彼は普段穏やかでとても優しく、私をとても大切にしてくれる人でした。
付き合った毎月の記念日も誕生日もイベントも、大切にしてお祝いしてくれるような人でした。
私が研究室に配属され、その研究室で研究をしていこうと思ったときから、そんな彼の束縛がどんどん酷くなっていきました。
そこまでは無理でしょ!?彼からの厳しすぎる束縛
「研究室にいる人、特に男の人とは必要最低限しか話をしないでほしい。」
「研究室で話した内容を教えてほしい。」
「6時を過ぎたらすぐに家に帰ってほしい。」
「研究室にいる間も絶えずに連絡を取っていてほしい。」
「何をしているのか詳しく教えてほしい。」
「研究室のイベントには行かないでほしい。」
「研究室では笑わないでほしい。」
このようなことを毎日言われ続けました。
しかも会うたびにこれらの約束をちゃんと守れてるかどうか聞いてきました。
少しでも家に帰るのが遅くなったり、連絡するのが遅くなったり、研究室の人と喋っていると分かったりしたら彼の機嫌はすぐに悪くなってしまいました。
もう限界…激しすぎる彼の束縛に耐えられなくなった瞬間
機嫌が悪くなるだけならまだしも、酷い時には
「あなた(私)はいつも約束を守ってくれない。自分との約束なんて守る価値の無いものなのだ。もう嫌だ。死ぬ。」
と言われてしまいました。
約束を守れなかったのは事実でしたが、それでも彼のことが好きで彼を失うのが嫌で彼に謝り続けました。
正直どうしてここまで言われなければならないのか分からず、でも全ての約束がいつもいつも守れるようなものではなかったのでひたすら耐える日々が続きました。
しばらくそんな日々が続いた後、もう私が全てに耐えられなくなってしまい、彼に
「もう耐えられない。しんどい。どうしてここまでしなければいけないの。」
という風に彼に伝えたところ、彼は私がここまで追い詰められていたのを知り、色々と話をしてくれました。
激しい束縛をしていた彼の本当の気持ち
研究室での研究が楽しくないと思っているなら、そんな楽しくない所に長時間いて欲しくないということ。
男の人が多い研究室生活で、他の男の人と仲良くして私が心変わりしてしまうのではないかと心配だということ。
なぜ心配になってしまうのかというと、過去に恋愛関係ではなかったものの信頼している人に裏切られた経験があり、都合が悪くなると人は自分の元から離れて行ってしまうのではないかと思ってしまうということ。
裏切られた経験から自分に全く自信が持てないということ。
信じたいと思っているけれど私のことも完全には信用できないということ。
それでもここまで信用できるようになったのだから失いたくないと思っているということ。
そう話しながら彼は泣いていました。
彼が泣いているのを見たのはその時が初めてでした。
話し合いの結果、彼と良好な関係を築くことが出来ました
私には理解できる部分も理解できない部分も両方ありましたが、私だけでなく彼もまた苦しんでいるのだということを知りました。
自分がまだ彼に信用してもらえてないというのはショックではありましたが、信用できるような行動をとれていない自分にも責任はあると思いました。
それまで私は彼に自分が思っていることをちゃんと伝えるという事をしてこなかったために、私が何を思っているのか、ちゃんと彼を想っているのか、ということが彼には分からず、そこで悩んでいたようでした。
この話し合いをした後から私は彼に自分が思っていることを積極的に伝えるように心掛けるようにしました。
彼もその思いをだんだん信じてくれるようになり、今では彼の束縛も無くなったわけではありませんが、かなり落ち着きました。
彼の不安な気持ちが束縛に繋がっていったのだと分かって解決できて、今も彼とお付き合いすることができて本当によかったと思っています。
あおさん(女性 22歳 京都府 大学生)
すぬさん投稿いただきありがとうございます。
自分に自信の無い男ほど彼女を束縛する傾向が強い
彼からの束縛が凄いということで悩みを抱えている女性は多いと思います。
他の男と喋るな、他の男の連絡先は全て消せ、他の男のいる飲み会には行くな…etc
恋愛経験のある方なら一度は経験があるのではないでしょうか?
そんな束縛の強い男性の傾向として多いのが自分に自信が無いということです。
男性が自分自身にあまり魅力を感じておらず、自信を持てていないからこそ、あなたが他の男性に言い寄られたときに、気持ちがうつってしまうのではないかと不安でいっぱいなのが彼等の気持ちです。
あなたという大切な存在が自分の元から離れて行ってしまうということを極端に恐れているのが束縛彼氏の特徴と言えるでしょう。
もちろん、これはあなたという一人の女性を心から愛しているからこそ生まれてきてしまう感情・行動です。
あなたの事を信じてあげたいけれども、好きという感情が大きすぎて不安を生み出してしまっている状態ですね。
今回、あおさんの彼も非常に束縛の強い男性でした。
過去に信頼していた人物から裏切られたトラウマからあおさんに対して疑心暗鬼になってしまい、激しい束縛を強要してしまったわけですが、彼の発言の中からは所々で自分に対しての自身の無さを感じる事が出来ます。
そんな自分に自信が無い男性に対しては、相手の良いところを積極的に褒めてあげるようにして、徐々に自信をつけさせてあげると関係性がいい方向に向かいます。
小さなことにも嬉しいという気持ちや感謝の気持ちを表し、彼が何かをしてくれた時にはありがとうとお礼を言ってあげてください。
自分という存在があなたを満足させてあげることが出来ていると彼は感じ、彼の不安の解消、彼の自信の回復に繋がります。
また、そうやって彼に優しく接するだけでなく、嫌な事は嫌だとしっかりと相手に伝えることも非常に重要です。
そのうえであなたが彼の事を大切に思っているとしっかりと伝えてあげてください。
はっきりと言葉で伝えなくては相手に伝わらないことはたくさんありますから。
あおさんも彼に対して自分の気持ちをはっきりと伝えていました。
それがきっかけで彼の本音を引き出すことも出来ています。
ぶつかり合うことを避けてばかりでは関係性は悪化していってしまいますので、嫌なものは嫌だと相手にはっきりと伝える意思を持つことは、恋愛をするうえで非常に重要だといえます。
いくら伝えても束縛が直らない場合は別れも視野に
ただし、嫌なところを直して欲しいと相手に伝えても直らない場合は、別れも視野に入れるべきだと私は思います。
過度な束縛という行為は、相手の人生の幅を大きく狭める最低の行為だとも言えるからです。
その束縛が無ければ出会えた人物、行くことが出来た場所、見る事の出来た景色があるとは思いませんか?
あなたの行動を大きく束縛する彼とお付き合いしているのであれば、早急な対応をするべきです。
若い時間はあっという間に過ぎ去ってしまいますよ。
また、すぐに自殺を仄めかす男性も付き合いを続けていくのはオススメしません。
そんな方法でしか相手を引き留めることが出来ない男性は、精神年齢が成長していないただの甘えん坊だといえますからね。
リストカットをした画像を送ったり、飛び降り行為をしたり(ほとんどの場合が低い場所)、大量の薬を飲んでみたりと、あの手この手を使ってあなたを引き留めようとするメンヘラ気質の男性には気を付けて下さいね。
そういう男性はどうせ死にませんから。
そして、束縛が激しいということはDVにも繋がりやすい深刻な問題でもあります。
本人たちが気づいていないだけで、すでにDVだといえる場合もあるでしょう。
束縛が激しい彼とお付き合いをされている女性は、一度周りの友人に相談をしてみてください。
その周りの友人の反応を見て、自分たちの関係性が異常なのかそうではないのか確認してみましょう。
※束縛をしたいのか自由にさせたいのかよくわからない彼の行動を体験した女性のエピソードです。
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