私たち付き合っているの?留学先で出会った彼との遠距離恋愛。彼の気持ちが分からないまま終わってしまった2年の片思い

まあささん(女性 24歳 千葉県 会社員)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

イギリス留学で出会った素敵な彼。一目惚れしたまあさんですがすぐに日本に戻らなければならず遠距離恋愛となってしまいます。それでも毎日連絡し合ってイベントごとにもカードをくれたりする彼。彼への想いは募る一方ですが自分の気持ちを中々伝えることが出来ませんでした。一方、彼からも付き合ってほしいという言葉はなぜか一向に出てきません。付き合ってるかどうかさえわからない曖昧な関係が2年程続いたある日彼のフェイスブックで。。

失恋

イギリス留学で芽生えた恋心

私は大学生の時に、イギリスに留学をしました。
そして、そこで一人の男性と出会い恋に落ちた経験があります。
ですが、最後の最後まで彼の気持ちがわからず、結局は失恋に終わったのです。

片想いの彼との出会い

私と彼が出会ったのは、町の図書館でした。
たまたま同じコーナーを見ていたら、彼が私に話しかけてきたのです。

彼はとても優しそうな雰囲気を持った人で、私は一目惚れでした。
そして、思わず友達になってほしいと私からアプローチをしたのです。
とてもフレンドリーな彼は快く受け入れてくれ、連絡先を教えてくれました。
それから私たちはメールのやり取りをして、食事も何度か行きました。
私はどんどん彼のことが好きになりましたし、たくさんの時間を一緒に過ごしたいと思っていました。

ですが、2人の時間を十分に楽しめないまま私は帰国をすることになりました。
それが、知り合ってわずか1ヶ月後のことでした。

帰国後も続いた彼との曖昧ながらも幸せな関係

しかし、私は彼への気持ちを断ち切れず、日本に帰ってからも連絡をしていました。
そして、彼からも頻繁に連絡をしてくれていたのです。

テレビ電話をすることもしょっちゅうありましたし、誕生日・クリスマス・バレンタインには毎年欠かさずカードを送ってくれていました。
イギリスとの時差は9時間もありましたが、それすら苦になることは一度もありませんでした。

そして、彼は私に辛いことがあった時などはいつも心の支えとなってくれていましたし、彼がいたからこそ乗り越えられたことはたくさんありました。
それに、彼とのスカイプの時間はとても幸せでしたし、パソコン越しにでも話せる時間は私にとってはとても貴重な時間でした。

打ち明けられない想い

正直、私はこんなに人を好きになったことはありませんでしたし、どんどん気持ちは強くなっていく一方でした。
しかし、彼は決して私に恋愛の話は持ちかけてきませんでした。
彼氏がいるかも聞かれたことはなかったです。
私は彼が私のことをどう思っているのかいつも気になっていました。

何度も何度も思い切って聞こうと思いました。
しかし、彼と正式に彼氏彼女にならなくても、イベント事はすべて一緒に祝っていましたし、辛いときは一番近くで支えてくれたので、そのままでもいいかなと思ってしまったんです。
むしろ、気持ちを伝えてしまうことで今の関係を崩してしまう事の方が怖かったのです。
ですので、彼が私のことをどう思っているかは曖昧にしたまま、自分に都合のいい解釈をしながら楽しんでいたのです。

知りたくなかった真実

しかし、そんな関係を2年ほど続けたころです。
急に彼のフェイスブックの交際ステータスが、交際中に変わったのです。
そして、彼女の写真をフェイスブックにあげていたのです。
私は愕然としましたが、やっぱりなという気持ちもありました。

正直に言うと、彼が私に恋愛感情を持っていないことは何となく気が付いていたのです。
しかし、私はあえてあやふやなままにすることで、いつか何かが変わるのではないか、彼が私に彼女になって欲しいと言ってくれるのではないかという希望を持ち続けていたのです。

ですが、彼は彼女ができたことを私に報告すらしてくれませんでした。
その時にようやく、私は彼にとってただの友達でしかなく、一度も恋愛対象として見られていなかったんだと気が付きました。
薄々気が付いていながら私が向き合ってこなかっただけですが、いざ確実となるととても悲しくて言葉が出なかったです。

失恋

2年間の片想いを経験して

ですが、彼との時間は今でも私にとって大事な時間ですし、2年間片想いしたことを後悔したことは一度もありません。
ですが、振られることを恐れて、相手の気持ちを確かめずにグレーゾーンを維持することはこれからはやめようと思います。
やはり、相手の気持ちはしっかりと知りたいですし、私も正直に向き合いたいからです。

まあささん(女性 24歳 千葉県 会社員)


まあささん投稿いただきありがとうございました。

2年間に渡る片想いはとても辛いものがあったかと思いますが、後悔をしたことが無いということは、辛いことよりも幸せだと感じる事の方が多かったからなのかもしれませんね。

ただ、2年間もの長い期間、彼は恋愛感情を何一つ持ち合わせていない相手を支え続け、イベント事にも欠かさずメッセージカードを送るような事をするでしょうか?
彼もまあささんに対して少なからず特別な感情があったのではないかと推察できます。

もしかするとお互いが距離を測り合っていたのかもしれませんね。
今となっては知り得ない事でしょうが、彼の気持ちとしても今の二人の関係性が壊れてしまうのを恐れていたのかもしれません。

どういう関係性であれ気持ちを言葉にして相手に伝えるということは大切です。
まあさんの方から早い段階で、彼が大好きで正式に付き合ってほしいと伝えることができたなら、もしかすると違った結果になっていたかもしれません。

また恋愛においてタイミングって本当に大事です。
人の気持ちは生ものですので、あるタイミングを逃すともう手遅れになるということはよくあることです。
また時間がズルズルと過ぎれば過ぎるほど、お互いの気持ちを確かめ合うことがどんどん怖くなってきます。

できればそういう勇気がいることは男性にしてもらいたいし、女性はそれを待ってしまいがちです。
しかし男性にもいろいろなタイプの人がいて、女性に主導権を握ってもらいたがる人も多いです。彼もそのタイプだったのかも。

今回は失恋という残念な結果になってしまいましたが、この恋愛で学んだことを次の恋愛に活かせるようお祈りしております。


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