No.161 結婚を焦る彼の本当の気持ちを理解することができなかった結果…

舞香さん(女性 42歳 東京都 無職)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

転職先で6歳も年下の上司と出会い、彼から出会って間もなく冗談交じりなアプローチをされ始めた舞香さん。

そうして出会って数週間。

彼と親しい関係となっていくうちに、彼の気持ちはどんどんとエスカレートしていきます。

初めは年下の上司かつ、弟のような存在である彼の思いを本気だと捉えきれずにいました。

舞香さんは悩み続けていましたが、性格がよく真面目な彼の気持ちに負けて、彼とのお付き合いを始めることになりました。

しかし、彼の積極的すぎる気持ちは度が過ぎているように感じてしまいました。

恋愛に大して慎重なタイプの舞香さんは彼の気持ちが本当のものなのか悩み始めてしまいます…。

彼の気持ち体験談メモ

お名前:舞香さん(仮名)
性別:女性
当時の職業:会社員
年齢:28歳
地域:東京都
悩み:彼が本当に私のことを好きなのか確かめたい
当時の状況:職場上司から告白されて交際中

彼の気持ち体験談

彼の気持ちをわかってあげることができなくて迎えた悲しい結末


分かったつもりで分かってなかった彼の気持ち

私が30歳を迎えた頃、ちょうど職場を変え、新店舗のオープニングスタッフとして働き始めた時、同じ職場の先輩として6つ年下の男性と知り合いました。

彼は同じお店の副店長として働き、私の上司であり、のちに私の彼氏となります。

少しずつ彼の気持ちは大きなものに…

その彼と付き合うきっかけとなったのは彼からのアピールから始まります。

そもそも職場の人間関係がよく、仕事を超えた関わり合いのある職場でした。

特に彼とはよく話をする機会があり、特に親しい関係になりました。

出会って間もないころから、冗談混じりにアピールされていました。

しかし、上司であること、歳が離れていて弟のような存在でもあったことから彼の気持ちを本気に捉えていませんでした。

出会って数週間でグイグイとアピールされることに大きな違和感を感じていたのが当時の私の正直な気持ちでした。

しかし、そのアピールを除けば彼の人柄の良さと日頃の人への想いの真摯さを知っていたので迷うポイントはありました。

そうして、彼の気持ちに負けて、出会って2ヶ月弱でお付き合いが始まりました。

価値観の違いからひずみが生まれ始めて…

ですが、その時点でもともと恋愛に対して積極的ではない私にとって、彼の積極性が理解できない…。

本当に私のことが好きかどうか知りたい。

感じる迷いがある中でそこから1ヶ月もしない間に今度は結婚を視野に入れたプロポーズされました。

その先走った言動や考えに、本気ではないんじゃないかというような不信感すらも抱いてしまいました。

恋には慎重過ぎるくらい慎重になり続けてきた私には自分との感覚の大きな違いと先走っているようにも思え、自分が理解できない感覚を持った人なんだと付き合い続ける事に不安を感じ始めてしまいました。

同棲の話は、彼の地方への異動が決まったことが理由でした。

「どうしても同棲したい」

そんな彼の一点張りに私は同じ気持ちには到底なれませんでした。

まるで、自分の想いを押し付けられているように感じるばかりでした。

その後、私から別れを切り出したことをきっかけに、計3ヶ月ちょっとの交際期間で別れを告げました。

彼は、同棲すること、その先に結婚を考えていることを強引に進めるような内容の話しかしてくれませんでした。

私が別れを考えているということは理解してもらえず、何回も話を重ねました。

揉めはしましたが、彼とは仕事を理由に会わなくなる事もあり、そのまま連絡が途切れる形で別れてしまいました。

再会、そして彼の気持ちの真実を知る

そこから音信不通の2年ほどが過ぎました。

なんとなく、自分の中にも彼の存在が残り、自分の判断が正しかったのかと悩むこともあったのが本音です。

彼の気持ちが知りたい、と共通の知り合いを介して、互いの気持ちを確かめる機会がありました。

彼もまだ私のことを気にかけているという話から再会を機に、再び付き合いが始まりました。

別れる前の当時、「どうして先走っているような思いでいたのか知りたい」と聞いてみました。

すると、お父様の家系が短命であることが原因だと分かりました。

彼は、人生80年とは思っておらず、自分の想いに後悔なく生きたいという想いが強くあった上での行動だったようです。

後悔、そして心のすれ違いで悩んでいる人へ

純粋に私を想い、自分の気持ちを素直にぶつけてくれた彼。

そんな彼の行動を否定するような見方しかできなかったことを後悔しました。

彼のことを誤解し、回り道をしてしまったなと感じ充分な話し合い、想いを確かめ合ったつもりではいました。

しかし、自分の感覚だけで物事を捉え、彼の気持ちを少しでも理解し、寄り添えたら…。

こんな別れ方をしなくて済んだのではないかと反省します。

結婚にもお付き合いを続けるにも双方の想いが共わなくてはならないことです。

しかし、縁があり、大切な存在と思える人に出会えたことを大事に思えば、もっと違う付き合いができる。

恋愛で悩んでいる人には、そのことを頭のどこかへ留めておいて欲しい、と過去の体験から感じています。

舞香さん(女性 42歳 東京都 無職)


舞香さん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。

もっと早く彼の本当の気持ちを知ることができれば、また違った結果となっていたのかもしれない、、そんなちょっぴり切ない舞香さんの体験談でした。

舞香さんは奥手なタイプ。

やはり恋愛経験は少ないのでしょう。

男女の機微を上手に感じ取るのためにはやはり経験が大切。

一人で考え込んでしまう恋愛ほど辛いものはありませんから、もう少し経験があって彼とお互いの気持を確認し合うことの大切さを知っていれば、もっといい恋愛になったかもしれませんね。

ただ、彼が結婚に対して焦りを覚えていたのは確かです。

親のためといえば聞こえはいいですが、親が死んでしまったあと、その関係は今までと同じようにいくのでしょうか?

環境が変われば人は変わるもの。

結婚は焦って行うものではありません。

その点だけを考えれば舞香さんはいい判断をしたといえるでしょう。

この経験を上手に活かして次の恋愛をいいものにしていただきたいと思います。


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