定職につかない年下の彼には私との結婚願望があるの?将来に対する彼の気持ちがわからず結婚を焦ってしまった私の失恋体験談

たまさん(女性 25歳 大阪府 ショップ店員)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
5歳年下の彼に一目惚れしたたまさんは無事に彼と交際をスタート。その後4年間という期間を大好きな年下彼氏と過ごすことが出来ます。しかし、長く付き合えば浮かんでくる結婚という二文字。定職につかず職を転々とする年下の彼には結婚願望があまり無いように感じていました。彼の気持ちを優先してプレッシャーを与えないように気を付けていたたまさんですが、結婚をしたいという気持ちは年下の彼にも伝わっていたようで、段々と彼との仲が疎遠になっていきます。お互いの気持ちが曖昧なまま時が過ぎますが、ある日彼の気持ちに限界が訪れてしまいます。

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5歳年下の彼と4年間の交際がスタート

私が四年間付き合った彼は5歳年下のすっごくタイプの人でした。
初めてあったときから一目惚れしてしまい、でも明らかに年下で声のかけ方もわからずにいると、彼の方から積極的に誘ってくれ、出会って一週間で毎日一緒にいるようになりキスもしました。

私がこんなに人を好きになるなんてと思うほどに好きになってしまい、年下というのもあって可愛くて仕方なく思っていました。
頼りがいもあり、体もがっちりしていてスポーツ万能、初対面の人とでもすぐに仲良くなる彼のことは私の自慢にもなっていて、将来のことも考えてのお付き合いをしていました。

定職についてくれない年下の彼には結婚願望があるの?

彼は私と付き合ったとき童貞で、私が初めての女性だったことから特別に思ってくれていて、俺以外の男を見るなという可愛い束縛もあり、避妊もしっかりとしてくれる人でした。

彼は契約バイトでしたが、仕事もすぐに覚えて社員登用の話もありましたがなぜか断っており、契約期間が切れると他の仕事にまた契約でつき、そこでも社員登用の機会を蹴ってバイト生活を繰り返していました。
まだ若いし何をしたいか定まらないのだと軽く考えていました。

でも4年も付き合うとやはり結婚も意識するし、言葉ではずっと一緒にいたい、子どもは男の子と女の子を一人ずつ、などと夢を語っていても、現実的に定職を持たないと真実味もないので、その頃から少しずつラブラブな関係性が変わっていきました。

プレッシャーをかけたくはないけど結婚を焦ってしまった私

私の考える結婚というものと、彼の考える結婚に温度差があるのは、年齢のことを考えても仕方ないことだというのも頭ではわかります。
年下と付き合うということは、自分の婚期を先延ばしにすることでもあり、また、彼に対しても結婚のプレッシャーをかけすぎないように配慮することも大切になってきます。
でも、それも長く付き合うとやはり言いたいことも出てくるし、具体的に突っ込んで話さないといけないこともでてきます。
そのタイミングがお互いに合わないと、ただの結婚に焦るおばさんにもなりかねません。

彼は私のことを年上で結婚に焦ってるおばさんなどと思ったことはないと思いますが、私が勝手にどんどんそう思われていると思い込んでしまい、自分のことも彼のことも追い詰めていってしまいました。

お互いの事を大切に思うからこその別れの決断

彼は私のことを本当に大事にしてくれてはいましたが、やはりどこかで結婚はまだ先の話だと思っていて、本気で考えて欲しいとお願いするには重かったようです。
だんだん会うのが2日に一度になり、電話が3日に一度になりと距離ができてきて、会えばセックスもしますが、真面目な時間を作るのを避けているような態度も取るようになりました。

私も彼のことを本当に愛していたので、もう結婚なんて急かさずにこのまま彼と抱き合っていたいと一時の感情で片付けようともしました。
でも、彼の方がもう離れた気持ちを、抱き合うことでキープはできても気持ちを前のように戻すことができなくなっていたようで、それからしばらくして「もう無理だ」と言われました。

嫌いなら嫌いと言って突き放して欲しいと言いましたが、「嫌いじゃない、でも無理なんだ」と泣く彼に、私は体で繋ぎ止めようとまでしました。
泣きながらキスして抱き締めて、別れたくないとすがりましたが、彼はそれを受け入れてはまた無理だということを何度か繰り返し、最後はもうほんとにごめんと言って辛そうに帰っていきました。

彼との恋愛を後悔はしません

彼は私のことを重く感じたのは確かなようですが、年上と付き合うという事はそういうものだというのも彼なりには考えていたと思います。

結果的に結婚に対しての考え方の違いとしか言えませんが、私はみじめなほど彼を繋ぎ止めた自分を、本気で好きになった人だからこそそうしたんだと認めています。

もうあんなに好きになれる人には出会えないかもしれませんが、あの恋愛を後悔はしていません。
彼との時間は確かに幸せなこともたくさんあったので会えて本当によかったと思っています。


たまさん、投稿いただきありがとうございました。
お互い気持ちはありながらも、別れを選択するということはとても辛い決断だったと思います。

切なさ

結婚願望の無い年下彼氏にも結婚についての具体的な話し合いが大切

年齢の低い男性で結婚願望の強い男性はとても少ないものです。
10代はもちろん、20代前半の男性も結婚はいつかするだろうけど、自分にはまだまだ関係のない話だと思っている男性がほとんどです。
男性が結婚をリアルに考える年齢は30歳前後だと思って下さい。

それに対して女性は25歳には結婚をしたいという考えの方が多いですよね。
女性が思う自分の魅力が最大限に活かせる年齢は28歳前後と言われていますから、25歳を基準に考えるのはごく自然なことです。

男性が30歳で結婚を意識するのに対し、女性は25歳と5歳も差があります。
20代の5歳というのは非常に大きな差です。
この差を埋めて結婚願望の無い彼に結婚を意識させるというのはとても難しいことです。

何故なら、年齢の若い男性は社会に出ることでお給料を貰い、今までできなかった事や、今まで買うことのできなかった物を買うことができるようになり、人生の幅が大きく広がります。
やっと自分の好きなようにやりたいことが出来るようになったというのに、結婚をすることで色々と生活に制限がかかってしまうのをとても嫌がります。
更に、結婚は人生の墓場という言葉が世間に蔓延してしまっているのも原因の一つかもしれません…。

いつかは彼も結婚を考える時期が来るかもしれませんが、それがいつになるかはわかりません。
彼が結婚を真剣に考えてくれるまでただ待つだけというのは、下手をするとあなたの大切な20代という時間を無駄にしてしまう可能性があるので注意が必要です。

焦る必要はありませんが、自分が結婚をしたいと真剣に考えていること、妊娠・出産の事を考えると出来るだけ早く結婚をしたいと考えているということを、勇気を出してはっきりと彼に伝える必要があります。
そこで彼の反応を確かめて、今後の交際を見つめ直す勇気を持ってください。

他の男の影をチラつかせて危機感を与えてみたり、家族へ紹介したいと言ってみたりして彼へ結婚へのプレッシャーをかけるという方法もありますが、根本的に結婚願望の無い男性はそこで逃げてしまう男性もいるのでそういう賭けは最後の手段にとっておきましょう。

まずは結婚について彼としっかりと話し合う機会をもつようにするのがベストです。
今後の二人の未来を大きく左右する可能性のある話題なので、中々話を切り出しにくいとは思いますが、数年お付き合いをされている彼がいるのであれば、結婚に関する話し合いをする勇気を世の女性には持って欲しいと切に願います。
結婚に関しては受け身ではいてはいけません。

今回たまさんが交際をされていた彼は、年齢も若く定職にもついていない典型的な結婚願望の無い男性でした。
彼もたまさんの事は本気で愛していたと思いますが、やはり結婚となると話は別だっということですね。

お互い好き同士でありながらも別れを選択した瞬間は、二人にとって非常に辛い時だった思います。

でも、そこで変に男の影をチラつかせてみて彼の気持ちを確かめたり、家族に紹介をして彼へプレッシャーをかけたりしなかったたまさんはとても優しく誠実な女性だと思いました。
彼と歩む人生よりも彼が自由に生きる方を選び、それを後悔せずいい恋愛だったと言えるたまさんはとても素敵な女性だと思いますよ。

ただ、出来る事ならもう少しお互いがしっかりと結婚に対して話し合いをするべきだったなと感じました。
彼の結婚への気持ちがどのようなものだったのか、たまさんも自身もよく掴めていない状態だと思います。

将来の話を何気なくしているあたり、恐らく彼は結婚願望が全くないわけではありません。
ただ、結婚はまだまだ先の話と考えており、結婚に対する現実味が全くない状態だったのでしょう。
そんな状態で付き合いを続けてもたまさんの貴重な時間を無駄にしてしまうという理由で、別れを選択したのだと思います。

彼の結婚への気持ちや考えをはっきりと伝えてもらったうえで、今後の交際の話し合いをすることが出来れば、お互いの気持ちにしこりが残ることが無く、もっといい恋愛だったと思えたのではないかと思います。

たまさんは年齢もまだ25歳と若いです。
ダラダラと年下の彼との交際を続けるよりも、きっぱりとお別れをして次の恋愛をする方が間違いないと私も思います。
焦らずにどんどん新しい恋をして、素敵な伴侶を見つけることが出来ることをお祈りしています。


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