どうして彼の気持ちは冷めてしまったの?彼の事が好き過ぎて束縛ばかりしていた私がフラれた失恋話

pride777さん(女性 30歳 大阪府 歯科衛生士)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
生まれて初めて付き合った彼氏。pride777さんの初めては彼で埋め尽くされていきます。そんな彼への気持ちが次第に大きくなり過ぎてしまい、ちょっとした事でも不安を感じて頻繁に彼へ連絡をするようになっていきます。そしていつしかその行為は彼を束縛するまでに…。彼の事が好き過ぎたために冷静さを失ってしまったpride777さんに対して、彼の気持ちはどんどん冷めていってしまいます。ある日些細な喧嘩から彼から一方的に別れを告げられてしまったpride777さん。一時のことだと思っていましたが彼からの連絡は一向にありません。不安にかられて彼の自宅を訪れたpride777さんでしたが、この行動が最悪の結果を招くこととなってしまいました。

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生まれて初めて出来た大好きな彼氏

人生で生まれて初めて彼氏ができました。
デートやキスなど、私にとっての初めてと思える出来事は、全て彼で埋め尽くされていきました。
彼は私と違って女性経験が豊富なので女の子の扱い方が上手く、メイクやファッションやヘアスタイルなど、いつも褒めてくれました。
私も、彼に褒められたい一心で自分磨きをしていました。
ダイエットをしたり、料理をしたり、彼の喜ぶ顔を思い浮かべながら色々なことにチャレンジしていました。
そして、彼との付き合いは、一年、二年と年月はあっという間に経ち、三年目になろうとしていました。

彼の事が好き過ぎてしてしまった束縛

この頃になると、私は彼への好きな気持ちが大きくなり過ぎて、彼の方は少し冷めたような関係でした。
彼の気持ちが冷めていることに気付いていましたが、大好きな気持ちが大きくなり過ぎていた私は、彼のことを束縛ばかりしていました。
彼と会っていない間に、彼のことを他の女性がちょっかいを出していないか心配が不安に変わり「今、何しているの?」とメールをして、返信がなければ電話をかけることを繰り返していました。
きっと、この執拗な私の行動が彼の気持ちをどんどん冷ましていったのでしょう。

些細な喧嘩で告げられた突然の別れの宣告

ある日、彼と電話をしている最中に些細なことで喧嘩になり、彼から「もう、お前とは無理。」と言われて、電話を切られました。

最初、私は喧嘩の延長で彼が口を滑らしただけで本音ではないと軽く考えていました。
でも、一週間経っても二週間経っても、彼から連絡がくることはありませんでした。
だんだん時間が経つにつれて、不安でどうしようもなくなり、思い切って彼に電話をかけましたが、どれだけ待っても電話に出てくれることはありませんでした。
それから、いつまで待っても、彼から電話がかかってくることはありませんでした。
どうしても納得のできなかった私は、彼の口から私のことをどう思っているのか聞きたくて、彼の家の前で彼が帰ってくるのを待ち伏せしていました。
すると、彼は仕事から帰ってきました。

もう戻れない…彼に嫌われてしまった瞬間

彼に話し掛けると、今まで見たこともないような嫌悪感のある表情で私のことを睨みつけていました。
この表情をみた瞬間泣きそうになりましたが、彼のことが大好きだった私は彼にどうしても聞きたかったことを尋ねました。

「電話も出てくれなかったから、まだ、怒っているのかなと思って。どうしても、直接、謝りたかった。」というと、彼は「もう怒っていないし、電話で言ったとおり、俺たちはもう終わりだから。他に付き合っている子がいるし。」と言って、彼は家の中へ入っていきました。

オートロックなので、彼を追いかけていくことはできず、力尽きた私はショックのあまり、地べたに座り込んで泣き続けました。
どれくらい、泣き続けたでしょうか。泣き疲れて、お腹が空いてきました。
こんなに辛いのに、お腹が空くなんて驚きでした。

失恋を癒すために今までしてこなかったことに挑戦

この後、自分の家までどうやって帰ったのかは覚えていませんが、家に着くと、好きな食べ物を好きなだけ食べていました。
今までは、彼のために甘い物は太るので我慢していましたが、この日を機に甘い物は解禁しました。
そして、彼との写真は全て燃やしました。
同じ高校だったので、卒業アルバムも燃やしました。
彼の姿をみるだけで、前に進めないような気がしたからです。
後になって、卒業アルバムだけは後悔しましたが、写真がないことで気持ちを早く切り替えることができたと思います。

それから、一人旅にも行きました。
場所は、情緒溢れる京都に行きました。
鴨川を見つめながら、彼との思い出一つ一つにお別れを告げました。
そして、温泉にゆっくり浸かりながら、心の疲れをほぐしました。一人旅は、初めての経験でしたが、とても新鮮で楽しかったです。
こうして、楽しいことをしていくうちに、彼への気持ちが徐々に減っていきました。

pride777さん(女性 30歳 大阪府 歯科衛生士)


pride777さん、貴重な体験談を投稿いただきありがとうございます。

失恋

彼への気持ちが大きすぎる事が別れの原因になることも

一方的な好意というものは相手にとって迷惑になる場合があります。
彼の事を好きになり過ぎてしまうと、メールの返事が遅い、すぐに連絡がつかないといった些細なことでもとても不安な気持ちになってしまいます。

付き合う前や付き合いたての頃はお互いの気持ちが盛り上がっているので一日に何度も連絡をとっていたこともあるでしょうが、基本的に男性は付き合いが長くなれば、日に何度も連絡をとりあうのが面倒になる生き物です。
マネな男性であっても仕事や私生活があるので、一日にそう何度も連絡はとれません。
それなのに彼女側から何度も連絡を送ったり、こまめに連絡を要求することは彼にとっては大きな負担となります。

あなたがそのつもりではないとしても彼からしたら束縛をされていると感じてしまうでしょう。

たまに見せる嫉妬程度の束縛であれば彼との仲を良好に保ついい刺激になりますが、彼の私生活にまで踏み込むような束縛はまず間違いなく彼の負担となり、彼の気持ちがあなたから離れる大きな原因となります。

今回、pride777さんは彼の事を好きになり過ぎてしまい、彼を激しく束縛する行為をしてしまいました。
不安な気持ちがあったとはいえ、連絡の返事がなければすぐ電話するというような行為は彼にっては大きな負担です。
その積み重ねで溜まっていた不満が喧嘩をした時に爆発してしまい、pride777さんは彼に一方的にフラれることとなってしまいました。
この段階で彼の気持ちは完全に冷め切ってしまっていたと思われます。

そして追い打ちをかけるように自宅前での待ち伏せ行為。
これは彼からしてみればストーカーに等しい行為ですので、冷めた気持ちが更に悪化し、pride777さんに対して嫌悪感を持つ程のレベルになっています。

数年間交際をしていたpride777さん対して嫌悪感をもつ程ですから、体験談の記事に書かれている以外にも相当激しい束縛や彼が負担に感じる行為を繰り返してしまっていたのだと思います。
こうなっては最早修復は不可能です。
別れを迎えるにしてもこういった結末は出来れば避けたいものですね。

彼の事を好きになり過ぎても、自分の気持ちだけを一方的に彼にぶつける行為はやめましょう。

彼の事を好き過ぎて不安になったときの対処法

しかし、そうはいっても彼の事が好きだという気持ちは簡単に抑えられるものではありません。
好きという感情自体は素晴らしいものですから大切にするべきですが、問題は好きという気持ちが大きくなり過ぎてしまっているということです。
好きという感情はあなたを元気にさせる薬にもなりますが、あなたを不安にさせる毒にもなります。
好きという感情が大きすぎる場合、不安を誘発させる毒になり易いので注意が必要です。

その不安があなたを重い女に変えてしまい、彼の気持ちが離れる原因を作り出してしまいます。
その不安な感情を一人で抱え込み悩んではいませんか?
もしそうであれば、恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、一度自分の正直な気持ちを彼に伝えて相談してみて下さい。
直接言葉で伝えるのに勇気がいるのであれば手紙で伝えるのもいいでしょう。
彼があなたの事を大切に思ってくれているのであれば、少しでもあなたが安心するように言葉や行動で気持ちを表してくれるはずです。
一度彼にあなたの気持ちを受け止めてもらいましょう。

また、彼に気持ちを打ち明けるだけでなく、あなたの友人にも相談してみて下さい。
誰かに悩みを打ち明け、それについて話を聞いてもらえるだけでも心の負担は軽くなります。

それでも不安な考えが止まらないのであれば、彼のこと以外を考える時間を持つようにすると効果的です。
読書や映画鑑賞もいいですし、特にスポーツがオススメです。
身体を動かすことで自律神経が整いますし、ストレス発散には非常に効果的です。

pride777さんも彼とお別れをしてしまった後、彼と付き合っているときには出来なかった好きな食べ物を食べたり、一人で旅行へ行ったりすることで彼への気持ちの整理を行うことが出来ました。

恋愛には常に不安がつきまとうものですが、あなたなりの不安解消方法を見つける努力をすることも恋愛を成功させるためにも大切なことだということを忘れないで下さいね。


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