No.134 メル友から付き合い始めた彼。私のことはどう思ってるの?
水戸の梅ちゃんさん(女性 33歳 茨城県 家事手伝い)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
メル友の彼に好意を持つようになった梅ちゃんさん。
彼の方から誘われて会ったこともありましたが、ぎくしゃくしてしまいます。
思い切って告白したものの、彼の気持ちを確かめることができませんでした。
そのうちに遠距離になってしまった彼…どうしたらいいのか梅ちゃんさんは迷います。
彼の気持ち体験談メモ
お名前:水戸の梅ちゃん(仮名)
性別:女性
当時の職業:家事手伝い
年齢:33歳
地域:茨城県
悩み:メル友から付き合い始めた彼が、私のことをどう思っているのか分かりません。
当時の状況:メル友として長く付き合っていた彼のことを好きになってしまいました。
メル友の彼を好きになりましたが彼の気持ちが分かりません
彼とは携帯電話の掲示板で知り合いました。
いわゆるメル友で、高校時代から約10年くらい付き合いがありました。
最初は好きな人がいたので、彼とは普通の友達感覚でやり取りをしていました。
彼は大学の為に地方から都内へ上京し、友達もいなくて不安そうにしているのを見て、自分も学校で浮いている存在だったので気持ちがわかる気がしました。
友達感覚から次第に好意を持つように
良いなと思ったきっかけは、友達から紹介されて好意を持ち始めていたメル友が音信不通になってしまい、失恋したとショックを受けていた時です。
彼が発した何気ない一言が、方言混じりということもあったのか、とても面白くて元気になれたからです。
親もいないと聞いたので、支えになれたらいいなと思い、週に1度メール出来ればいいような感じだったのが、ほぼ毎日やり取りをするようになりました。
電話も、彼の提案で交互にかけ合っていましたが、お金がかかると言うことで最初の3往復で終わってしまいました。
他のメル友とは、短大に入ってから会ったことはありましたが、彼はなかなか会おうと言って来なかったし、メールはいつも私からが主流だったので、様子を見ていました。
彼のことは、滅多に友達には言いませんでしたが、習い事の先生や妹、恋人がいる友達には話すことがありました。
彼も、地元の友達に話していたみたいで、そんなに続くメル友なんていないとびっくりされていたようでした。
好きな人はいないと聞いていたし、他のメル友とのやりとりを聞かされた時に注意すると、もうしないと言っていたので、深く考えないようにしていました。
デートしたもののうまく行きませんでした
会おうと言い出したのは彼の方で、メールをして1年半ぐらいだったと思います。
その時は良い印象を持ってくれて良かったと思いましたが、2、3回目のデートからどこかぎくしゃくしてきて、短大2年を控えた春に音信不通になりかけたことがありました。
いきなりバレンタインを渡そうとしたり、手をつなごうとしたりしたのも悪かったのかなとか、洋服がおかしかったり、口下手なのもいけないのだろうかとか、色々原因を考えましたが、考えるほどうつ状態になってしまいました。
勉強したいからメールしたくないと言っていたし、アドレス変更のメールが来たので返事をすると「え。届いてたの。送るはずじゃなかったのに」と拒否されたので、思い切って原因を聞いてみました。
付き合っていないのに毎日メールする意味があるのかと言われたので、地元の友達に何か言われたのだと思いました。
勉強というのも嘘ではなく、3年生のゼミのクラスを決める為だったと思うし、友達も奨学金の関係で成績を落とせないと言っていたので、本当だったのだと思いました。
思い切って告白をしましたが…
その後、状況的にしんどくなったので、告白をしてみたら気持ちを理解してくれたようでした。
嬉しいと言いつつも彼はこちらをどう思っていたのかはわからず、問い詰めるのも状況的に可哀そうだったので、止めました。
以来、メールの頻度は一日おきにしたり、私も進学したりして忙しくなったので、2日に1回とか徐々に減らし、社会人になると週に2回やり取りがあれば良いかなと思えました。
返事がないととてもさみしいし、彼と接点のある知り合いがいれば、どういう状況かわかるのにと思いました。
でも、自分が忙しいと友達に返すメールが1ヶ月経ってしまったこともあるので、彼もそうかなと思ったりしました。
こちらからメールしないと送ってくれないわけでもなく、約束通りにテストが終わると連絡をくれたので、彼を信じようと思ったからです。
彼が地元に戻ってしまい遠距離に
彼は大学院に進み、私の方が1年早く社会人になり、会社は彼に合わせて勝手に都内を選んでいました。
良いなと思う先輩はいましたが、あくまで目の保養として見ていたし、他のメル友とは付き合っていませんでした。
ところが、彼の就職先が地元で決まってしまったので、遠距離になってしまい本当に生きている心地がしませんでした。
最初は、旅行がてらに彼の地元に寄ったついでに会うことが出来たり、彼も都内に行く用事がある時に連絡をくれたりしていましたが、休みが合わなかったり、メール出来たと思っても寝落ちされたりして続きませんでした。
彼を傍に感じられなくなったのもあったのか、職場の不祥事や体調不良も重なり、退職をしました。
彼の前では、いつも自分をどう思っているのか不安で涙を見せたり、泣き言を言ってしまうことがありました。
こんなにうまく行かないのなら諦めたほうが良かったのかも
本当の自分を出しているつもりでしたが、重かったみたいで、何度も自分磨きをし、ちゃんとしてから告白をもう一度しようと決めていました。
ところが、震災の起こる1年前に会ったのを最後に、会いに行くことが出来なくなりました。
彼の元へ行ってあっちで暮らそうと思いましたが、現実を思うと出来ませんでした。
人には次の恋に進むべきだと言われていましたが、自分なりに納得いくようにやりたかったからです。
だけど、こんな風に何度もうまくいかないのであれば、諦めた方が良かったのかもしれないと思いました。
水戸の梅ちゃんさん(女性 33歳 茨城県 家事手伝い)
梅ちゃんさん、素敵な体験談をありがとうございます。
掲示板で知り合った彼と関係がうまくいかなかったのですね。
メル友…とても懐かしい響きです(笑)
今では珍しくはありませんが、10年前ですとネット上での出会いは珍しく、連絡をとりあってもすぐにどちらかからの連絡が途絶えて関係が終わってしまうということは多かったでしょう。
ネット上での出会いのいいところは、一番最初の入り口が内面からスタートできるということだと思います。
もちろんネット上だからこと、日常の自分とは違う自分を演じることができるという面もあるので、関係が薄い時期は内面も見えてきません。
そこで大切になるのが、自分の気持をどんどん相手にぶつけること。
只の我儘になってしまうと危険ですが、顔が見えないからこそ、本音で相手と語り合いやすい環境ですから、恋心が芽生える前に素の自分をさらけ出してしまうというのは有効な手段です。
梅ちゃんさんの場合、彼に遠慮し過ぎているような印象を受けました。
関係性が長く続いたしまったからこそ生じたデメリットという部分ですが、やはり「相手に嫌われたくない」という気持ちが強すぎたのかもしれません。
この精神状態で恋愛をしている女性はすごく多いんですが、この精神状態では相手の言いなりになってしまうので、いい恋愛は出来ないので思い当たる方は注意して下さいね☆
また、これは人によって考え方が違うのですが、梅ちゃんさんはメル友に対して清楚な自分を貫き過ぎている気もします。
恋愛は沢山するべきというのが私の考えなので、身近にいる男性との恋愛を避け、曖昧な関係のメル友にばかり目を向けている視野の狭い状況はとても勿体無いと感じました。
他の方に目を向けなかったから余計に「嫌われたくない」という恋愛の深みにハマっていたように感じます。
純な恋愛は憧れる人も多いと思いますが、私の身近の賢く逞しく生きている女性の多くはキープ君を用意しつつ本命にもアタックするような強かな女性ばかりです。
恋愛は戦いです。
正々堂々はいいことですが、それで負けてしまっては意味がありません。
ちゃんとした精神状態を保っていないと視野が狭くなり、不利な恋愛をすることになるので、純な恋愛にとらわれないようにしてほしいですね♪