友達以上恋人未満。結婚しても忘れられなかった彼の気持ちに悩んだ5年間
もいもいさん(女性 31歳 大阪府 主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
20代前半の頃、職場で好きになった彼と何度かデートをするまでの関係になったもいもいさん。
しかし、彼の気持ちを確認すること無く引っ越しをすることになってしまいます。
その後もずっと彼の事が心に残った状態でしたが、そんな自分でも受け入れてくれるというご主人と出会い結婚をしました。
幸せな日々を過ごしていたもいもいさんですが、ある日LINEの画面にずっと好きだった彼の名前が表示されます…。
彼の気持ち体験談メモ
お名前:もいもいさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:主婦
年齢:31歳
地域:大阪府
悩み:結婚をしても昔好きだった彼のことが忘れられずにいる
当時の状況:忘れられない人がいる状態で現在の主人と結婚
ずっと心の中にいた結婚しても忘れられなかった人
23歳の時、私は東京で一人暮らしをしており、職場に好きな人がいました。
私が落ち込んでいるとすごく親身になって話を聞いてくれて、そんな彼の優しさに惹かれていました。
いつしか二人で食事をするようになり、休みを合わせるようになり、日帰りではありますが、少し遠出をしてデートに行くこともありました。
私は彼が好きでしたが、彼の気持ちは怖くて聞けませんでした。
今のままで十分楽しい。
もし恋愛対象ではないと言われたら今の関係が壊れてしまう。
私は彼の気持ちを確認することができず、幸せで楽しいけれどモヤモヤする日々を過ごしていました。
最後まで確かめることが出来なかった彼の気持ち
そんな時、私の実家に不幸があり、私は仕事を辞め地元大阪に帰ることになりました。
彼にそのことを話すと、少し黙った後「寂しくなるけど仕方ないね、今までありがとう」と言われました。
私は「何のありがとう?同僚としてのありがとう?それとも一応付き合ってたのかな?」と少しパニックになりましたが、結局その場でも彼の気持ちを確認することは怖くてできませんでした。
縁がなかったんだと自分に言い聞かせ、彼のことを引きずらず新しい毎日に向き合うために、帰省する新幹線の中で彼の連絡先を消去しました。
彼のことを忘れられないまま主人と結婚
地元大阪に帰り、就職をし、新しい恋もしましたが、私は彼のことを忘れられませんでした。
ふとした時に思い出したり、夢に出てきたり、もう会えないんだと思うとどんどん彼への気持ちが溢れてきてしまいました。
彼の気持ちを確認せずに別れたことを後悔していました。
もしあの時好きだと伝えていたら、振られていたとしても、付き合って結局別れたとしても、今のようにどうしようもないモヤモヤで苦しむことはなかった。
気持ちを伝える怖さより、今更伝えられない苦しさの方が辛かった。
そんな気持ちを抱えたまま私は今の主人に出会い、結婚しました。
主人から付き合ってくださいと言われた時、忘れられない人がいると伝えました。
主人は「それでもいい、そんな相手のことは忘れてしまうくらい二人で幸せになろう」と言ってくれて、私もそうなれたらいいなと思ったからです。
でも結局、結婚してからも時々彼の夢を見たり思い出したりしてしまい、私って何でひどい嫁なんだろうと自己嫌悪してしまうこともありました。
LINEの友達欄に彼の名前が…
そんなある日、LINEの新しい友達の欄に見覚えのある名前が・・・
心臓が止まりそうになりましたが、結婚しているし、もうきっと彼も私のことなんて忘れてしまっているだろうと思い、ブロックしようとしました。
すると彼から突然連絡が・・・「久しぶり。今、大阪在住?」
軽くパニックになり、主人には悪いなと思いましたが、返事をしました。
すると来月大阪マラソンに出る、その時会いませんかとのお誘いが。
また私の心は彼の気持ちがわからず苦しくなりました。
大阪に行くので、何となく連絡してきただけなのか、少しでもそこに好意があるのか・・・
あぁまたモヤモヤする。彼の気持ちがわからない。
そしてまた確認できない臆病な自分。
彼と最後にあった日から5年の月日が流れていました。
モヤモヤを解消するために彼と再会
大阪マラソン当日、私は彼に会うことにしました。
主人を裏切るつもりはありませんでした。
ただ会って、今度こそ彼の気持ちを確認して、このモヤモヤから解放されたいと思っていました。
約束の時間。
5年ぶりの笑顔。何一つ変わっていませんでした。
何一つ変わっていないのに、私はドキドキしませんでした。
ときめきませんでした。
幻に会ったような、本人なのに違う人に会ったような不思議な感覚でした。
結局マラソンを応援して、またいつかと別れそれっきりです。
彼と再開して確認することが出来た自分の気持ち
私の長い間のモヤモヤは何だったのでしょうか。
彼の気持ちがわからない、そのことに振り回され続けて、自分の気持ちの変化に自分で気づいていませんでした。
私が執着していたのは、彼本人ではなく、当時の彼の気持ちが自分に向いていたのかどうかだったのです。
そのことに気づかず、彼のことがまだ好きだと勘違いしていたのです。
会ってよくわかりました。
当時の彼の気持ちなんてどうでもいいこと。
今ここにある幸せを大切にすることの方が何倍も大事だということに。
最後までわからなかった彼の気持ち
東京にいた時の彼の気持ち。
大阪でまた会おうと連絡してきた時の彼の気持ち。
どちらも結局わかりません。
彼は何も言わなかったし、私も確認しなかった。
ただ、その事実こそが私と彼の間にはそういう縁がなかったことを表しているのではないかなと今では思っています。
相手の気持ちに振り回される前に、自分の気持ちにしっかり向き合うことが大事だと彼から教えられた気がします。
もいもいさん(女性 31歳 大阪府 主婦)
もいもいさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
中途半端な関係で気持ちをはっきりと伝えてくれない彼の気持ち
誰だって忘れられない恋の一つや二つありますよね。
体験談を投稿してくれたもいもいさんもそんな女性の一人でした。
ずっと心に残っていた彼と再会していけない関係に…なんてドキドキしながら読ませていただきましたが、もいもいさんはそうはならなかったようですね。
恐らく、もいもいさんの心の中にいた彼を自分の中でどんどん美化していってしまったのかもしれません。
不完全燃焼の恋をしてしまうと、そういうことってよくあります。
さて、気になっていた彼がもいもいさんに対してどのような感情を持っていたと思いますか?
勿論、彼はもいもいさんのことが恋愛対称として好きだったはずです。
しかし彼はもいもいさんに告白をすることはありませんでした。
もいもいさんも彼といい雰囲気になっていたとき「もし恋愛対象ではないと言われたら今の関係が壊れてしまう」という恐怖心を感じていましたね。
彼も同じような気持ちを持っていたのでしょう。
関係が壊れてしまうよりも、今の仲のいい関係でいたい…。
お互いがその気持が強かったため、二人は微妙な関係のまま終わってしまったのだと思います。
最後のひと押しが出来なかった彼も、ずっともいもいさんの事を気にしていたようです。
LINEの友達欄に名前が出てくるということは、どちらかのスマホに連絡先が残っているからです。
もいもいさんは彼の連絡先を消したとあったので、彼のほうが残していたのでしょう。
そして、もいもいさんが引っ越した大阪に用事が出来たので連絡をしたという流れでしょうか。
この再会に関しては、もいもいさん対してあわよくばの下心があったように思いますが、結局彼は再開時にももいもいさんに対して押しの一手がとれなかったようですね。
彼と再会したことでもいもいさんの気持ちの仲のモヤモヤが晴れたなら、いい結果だったといえます。
受け身の恋って損な結果になることが多いです。
自分の気持を相手に伝えるということはリスクを伴う、勇気が必要な行動ですが、悔いを残さないためには大切なことだと思います。
これから先の人生では、気持ちにモヤモヤが残るような中途半端なことはやめて、勇気を出して一歩を踏み出して見て下さい♪
そして、これからは今まで以上に家庭を、ご主人を大切にして欲しいと思います。
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