No.166 私のことを本当に愛してた?もう1度だけ来てみたい年下の元カレの気持ち
当時、りりあまきあーとさんには同棲中彼氏がいました。
しかし関係はあまり良くなく、金銭面や生活面での衝突で些細なケンカを繰り返す毎日。
そんなときに現れたのはTwitterで出会った年下の男性でした。
その男性とDMでやり取りをしているうちに仲良くなり、遂にはLINEを交換するまでに至ります。
お互いの顔写真を交換したりりあまきあーとさんでしたが、素直に顔がタイプと思っていたものの特に他意はありませんでした。
しかし、男性から「会いたい」「関係を持ちたい」と甘い言葉でアプローチされるほど、りりあまきあーとさんの気持ちは男性に傾いてしまうのです。
「もし、私に彼氏がいなかったら本気になってくれた?」
「なってたに決まってる。」
「じゃあ彼氏と別れろって思う?」
「それは、君にとっての幸せを選んで欲しいと思う」
男性のことが四六時中頭から離れず、同棲の傍らでLINEをチェックする日々に終止符が打たれることになります。
その後も続く年下の男性との関係にりりあまきあーとさんが下した決断とは…?
彼の気持ち体験談メモ
お名前:りりあまきあーとさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:販売業
年齢:36歳
地域:東京都
悩み:「愛してる」の言葉の裏側にある彼の本音がわからない
当時の状況:付き合っている彼と上手く行っていない時に現れた年下の男性に心惹かれ、彼氏と破局後も「愛してる」と言ってくれた年下の男性との一線を越えられずにいる。
同棲中の彼氏と上手くいっていない時に現れた年下の彼
Twitterで出会った年下の彼。
知り合った時は何とも思いませんでしたが、お互いの顔写真を交換し、DMのやり取りを繰り返し、そこからLINE交換へと至りました。
率直に顔がタイプだと思っていました。
当時私は同棲中の恋人がいましたが、なかなか上手くいっておらずお金のことや生活のスタイルなどで些細なケンカを繰り返していました。
年下の彼の甘い言葉に揺れる心
そんな時に年下の彼が「このまま結婚するのはもったいない」「会いたい」「1度関係を持ちたい」と甘い言葉で何度も連絡をくれました。
時には電話で話しながら、何度も「愛してる」と言ってくれたのを覚えています。
今の生活や、女性としての気持ちに満たされていなかった私は、彼のことを転がり落ちるように好きになってしまいました。
「もし、私に彼氏がいなかったら本気になってくれた?」
「なってたに決まってる。」
「じゃあ彼氏と別れろって思う?」
「それは、君にとっての幸せを選んで欲しいと思う」
「もうこんな関係、やめる?」
「なんで?俺はやめたくないけど。いいから俺のそばにいて。」
もう四六時中、彼のことが頭から離れませんでした。
彼とLINEしたくて、電話したくていつもいつもスマホを握りしめていました。
彼と同棲する傍ら、いつもLINEをチェックする日々。
一度も会ったことはないまま、考えられない程恋に落ちてしまうなんて自分の人生の中で有り得ないと思っていましたし、常識的にも考えもしませんでした。
罪悪感とストレスで自分の気持ちが受け止めきれずストレス性の胃腸炎になってしまいました。
もう進んで良いはずなのに進み出せない関係
「本当にかわいい」
「愛してる」
毎日甘い言葉の数々で、私の心を埋めてくれた彼。
私はとうとう申し訳なさと、年下の彼への想いで、彼氏との同棲生活を続けられなくなってしまいました。
体調を崩したということもありますが、実家に帰り療養することになりました。
その後彼氏とも上手くいかず別れることに。
本当にこれで良かったのだろうか?
彼氏とは長い付き合いだったため、喪失感が酷く涙が止まらない日々が続いていました。
年下の彼は私に「今のまま彼氏と付き合っていたら嫌いになってしまいそう」とすら言うようになっていました。
ですが、彼氏と別れたことを報告しても、これといって特に何かを言ってきてくれる訳ではありませんでした。
自責の念に駆られて落ちる心と涙
相変わらず続くLINEや電話での「愛してる」
私もあと一歩踏み出せず「あなたと付き合いたい」とは言えませんでした。
彼から言ってくれると期待してしまっていたから。
今すぐではなくてもいつかは一緒にいられると信じてしまっていたからです。
そのうち年下の彼ともケンカをしてしまい、連絡が途絶えるようになってしまいました。
あんなに愛してると言ってくれていたのに、本気になってしまったのは私だけだと、それはそれは落ち込みました。
自己肯定感が地の底まで落ち、毎日罪悪感と切なさとそれでもまだ好きな自分が許せませんでした。
年下の彼が何度も言ってくれた「愛してる」の真意は?
そのうち、年下の彼との事を相談にのってくれる方が現れました。
今の私の恋人です。
優しくて、私を大事にしてくれる年上の方です。
実は今でも年下の彼とLINEで連絡を取り合っています。
私はもう友達として割り切っていますが、この間どうしても聞きたくて聞いてしまいました。
「あの時私は本当にあなたが好きだったけど、あなたは私を愛してくれてたの?」
「うん。でも過去の事はもういいよ、今は今の彼だけ愛してればいいよ。…でも、ただ、1度だけ。これから先1度だけ君とは関係を持ちたいよ。」
結局彼の気持ちはわからないまま、中途半端に恋愛が終わってしまいました。
ですが、あの時お互い過ごした時間や、話した言葉は偽りない真実だったと思いたいです。
いつか彼との想いを昇華するために、会うかも知れません。
その時、直接もう1度だけ、聞きたいです。
「私のこと本当に愛してた?」
りりあまきあーとさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
Twitterから始まった何てことのない出会いだったのにいつの間にかその関係に囚われてしまう…。
出会う場所は違えど、いつの時代もよくある話です。
同棲中の彼との関係で空いてしまった溝を埋めてくれる彼の言葉は、気付かぬうちにりりあまきあーとさんの心は浸食されていたようですね。
寂しいときに掛けられる甘い言葉は、まるで白砂糖のような中毒性があります。
しかも、長い付き合いであればあるほど、なんだか勿体ない気がして離れるときには足踏みしてしまいますよね。
でも、その長い期間を掛けて分かった一つの答えが”別れ”ならば、その事実を受け止めることであなたは前に進めると思います。
過去のことは過去と割り切って、現在の彼に一生懸命向き合えばきっと幸せは訪れますよ。
お幸せに。