他人に対して冷たい態度をとる彼。極度のマザコンだった彼が私に執着した理由
ほたるさん（女性 34歳 東京都 会社員）から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
とても優しい彼と順調な交際をしていたほたるさん。
しかし、その優しさはほたるさんにだけに向けられており、ほたるさん以外の他人に対してはとても冷たい態度をとる彼に対して、徐々に恐怖心を感じるようになっていきます。
友人に相談をして、彼と別れる決意を固めたほたるさんは勇気を出して彼に別れを告げますが…。
彼の気持ち体験談メモ
お名前：ほたるさん（仮名）
性別：女性
当時の職業：会社員
年齢：34歳
地域：東京都
悩み：自分には優しいが他人に対して態度が冷たい彼と別れたい
当時の状況：とても優しいが自分以外には冷たい態度の彼と交際中
私にだけ優しく他人に冷たい彼が私に執着する理由
前につき合っていた彼は、私にとても優しかったですし、私も大好きな人でした。
でも、その優しさは私だけに向けられていたのです。
よく、「彼は私以外の人にも優しくて困る」なんて話を聞きますので、私だけに優しいのは、むしろ喜ぶべきことなのかも知れません。
私も最初のころはそれが愛情の証と感じられ、愛されている実感に酔っていたところがあります。
でも、たとえばたまたまデート中に会った後輩をパシリのように扱っていたり、道を歩いていてたまたま肩がぶつかった相手を口汚くののしったり、食事に入ったレストランの従業員が少しミスをするととたんに横柄な態度をとったりするのを見るうちに、ちょっと度が過ぎているのではないかと感じ始めました。
それとなく私が注意すると、「え？なんで？あっちが悪いんじゃん」と逆に驚かれてしまって、まったく取り合いません。
そして、今は私には優しいけど、気持ちが冷めていったら私にもこんな態度をとるのかも知れないと思うと、なんだか怖くなっていったのです。
他人に対して冷たい態度をとる彼の気持ち
他人に対して冷たい態度をとる彼のことを友達に相談
友だちに相談してみると、「私も、あなたの彼ちょっとヤバいと思ってた」と言われてしまいました。
彼女も、人によって態度を変える彼に不安を抱いていたようなのです。
実際、話しかけて無視されたことがあるそうです。
「ああいう性格って、直らないと思うよ。私はあなたの友達として、彼とのことは応援できない」
そんな友だちの言葉に、私も目が覚めてきました。
彼のことは大好きでも、価値観の違いは埋められなさそうですし、なにより私の友だちとも仲良くできない人とは、これから先つき合っていく自信もありません。
いろいろ考えて、彼とは別れることにしました。
別れを切り出したら思わぬ彼の態度にビックリ
別れを切り出すと、彼は激昂してひどい言葉を投げつけてくるかと思いましたが、意外にも泣き出してしまいました。
そして、「嫌なところは直すから、どうか別れないでほしい」とすがってくるのです。
いつもは強い彼が泣いて頼むなんて、と驚きながら、どうしてここまで私に執着するのだろう？、と不思議に思いました。
私の心は揺れ、結局そのときは別れることを断念しました。
やっぱり変わらなかった彼の他人に冷たい態度をとる歪んだ性格
でも、最初は彼も態度を改め、誰にでも感じよく振る舞っていましたが、だんだんと元の彼に戻っていってしまいました。
そうなると、もう私の気持ちも完全に冷めてしまいました。
とはいえ、また別れを切り出すと泣いてすがってくるかも知れません。
そう思うと心が痛みます。
もうあんな彼を見たくありません。
そこで、お母さんに会いにいき、彼を説得してもらうように頼むことにしました。
私だけに優しいといっても、唯一例外がいて、それが彼のお母さんだったのです。
私はそれまで実際に会ったことはなかったのですが、よく彼がお母さんの話をしていて、その口ぶりから、私に対してのように優しく接していることがわかりました。
ですから、お母さんからの説得だったら、彼も言うことを聞くのでは、と思ったのです。
彼と穏便に別れるために彼の母親に相談
彼のお母さんのところへ行くときには、友だちに付き添ってもらいました。
うまく説明できる自信がありませんでしたし、とても言いづらいことだったので、ひとりで頼む勇気がなかったのです。
インターホンを鳴らすと、彼のお母さんが出てきました。
その顔を見てびっくりしたのは、友だちも同じです。
なんと、私ととても似ていたのです。
そして、どうしてこれほど彼が私に執着してくるのか、初めてわかった気がします。
事情を話すと、彼のお母さんもわかってくださり、逆に、「ご迷惑をおかけしてごめんなさいね。あの子、ちょっと激しいところがあるから」と謝られ、私のほうが恐縮してしまいました。
複雑だけど彼と別れることが出来てよかった
その後、お母さんの威力は絶大だったようで、彼からはまったく連絡がこなくなりました。
すごく愛されていたつもりの私でしたが、私と母親を重ね合わせていたのかと思うとなんとも複雑な思いです。
結局、彼の本当の気持ちなんて、わかっていなかったということでしょう。
でも今は、別れられてよかった、という安堵感のほうが強いです。
ほたるさん（女性 34歳 東京都 会社員）
ほたるさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
母親に似た女性を好きになる彼の気持ち
とても優しい彼と順調な交際をしていたほたるさんですが、実は彼の性格には裏表があり、彼はほたるさん以外の他人にはとても冷たい態度をとっていました。
そんな彼と穏便に別れるために、彼の母親に相談をした所、ほたるさんと彼の母親の外見がとてもよく似ていることがわかります。
彼とは無事に別れることが出来たほたるさんですが、自分と母親を重ね合わせていた彼の気持ちを考えると何だか複雑な気分になってしまいました。
みなさんも一度は聞いたことがあると思いますが、殆どの男性は自分の母親に似た女性を無意識のうちに好きになってしまうようです。
これは科学的にも証明されているようですよ☆
女性も無意識のうちに父親に似た男性を好きになると言われているので、人間てそんなものなのかもしれませんね。
確かに、恋愛をする年齢まで一番時間を共にしていた女性は母親ですから、自然とその影響を受けてしまうんでしょうね。
男性は結婚をしたいと思う相手に対しては安心感を求めることがとっても多いです。
この安心感というのは、彼が母親に対して感じていた安心感と似たようなものなのかもしれません。
何か嫌だなーと感じる人が多いでしょうが、これは仕方のないことだと割り切りましょう。
程度の差はありますが、世の中の男性は全員マザコンだと思ってるくらいがちょうどいいと思います（笑）
男っていつまでたっても子供ですからね。
ただ、体験談を投稿してくれたほたるさんの彼は極度のマザコンのようです。
かなり歪んだ愛情を母親に対して抱いているように感じました。
恐らくそのまま交際を続けていたら彼と結婚までいくことは出来たと思います。
しかし、結婚して一緒に暮らすようになったら、段々とほたるさんと母親に違いがあるということを彼も感じ始めるでしょう。
そうなってからがこういうタイプの男性は怖いです。
母親と同じじゃないからという理由でほたるさんに対しても冷たい態度をとる可能性が非常に高いと思われます。
何かあっても常に母親の味方をしてほたるさんの肩をもつようなことはしてくれないでしょうね。
ネット上ではこういう夫をエネ夫と呼ぶそうです（笑）
早い段階で彼と別れて正解だと思います♪