私はどうすればよかったの?いい女を演じていたら冷めてしまった彼の気持ち

きなこさん(女性 29歳 福岡県 専業主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

転職をきっかけに元々仲の良かった会社の同僚と交際を始めたきなこさん。

彼の会社が忙しい時期に入ったため、彼の迷惑にならないように自分からの連絡はしないようにと気をつけていました。

しかし、彼の会社の繁忙期が終わったにもかかわらず彼からの連絡は一向に来る気配がありません。

心配になったきなこさんは、彼の同僚に連絡をし彼の現状を聞き出しますが…。

彼の気持ち体験談メモ

お名前:きなこさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:専業主婦
年齢:29歳
地域:福岡県
悩み:理解のある女性でいたはずなのに彼から別れたいと言われた
当時の状況:元同僚と交際中


彼のためにいい女を演じていたらフラれてしまった失恋体験談

自分自身のスキルアップがしたくて転職が決まった頃、会社の同僚とお付き合いが始まりました。

元々仲が良く、私の転職を応援してくれた事がきっかけで距離が縮まったのです。

会社を退職してから次の職場の仕事始めまで2週間程あり、彼は毎日私の一人暮らしの家に来ては晩御飯を食べて帰っていました。

時には泊まって、次の日に私の家から直接出勤する事も珍しくなく、私の家には彼の私物が増えていきました。

忙しい彼への連絡を減らして理解ある女性に

私の転職先での仕事が始まった位から、彼の会社は繁忙期になり1日の連絡回数が格段に減りました。

同じ会社に勤めていたということもあり、繁忙期の忙しさを知っていたので彼からの連絡がない事を責めたりはしませんでした。

彼からの連絡は減りましたが、たまに私からメールをすると彼は必ず返事をしてくれました。

ただ、彼の負担になるかもしれないと思い自分から積極的に連絡をする事を止め、彼からの連絡を待つ事にしました。

私は自分自身の事を理解がある彼女だと思っていたのです。

彼の同僚から突然届いた現状確認のメール

彼と全く連絡を取らなくなった頃、私たちが付き合っている事を知る彼の同僚から「彼と上手くいってる?」と連絡が来ました。

私は上手く行ってるよと返事をしました。

何故同僚からそんな連絡が来たか、もっとよく考えれば良かったと後になって思いますが、その時は彼と連絡を取らない事が彼の為だと信じていたのです。

しかし、繁忙期が終わってからも彼からの連絡はありませんでした。

久しぶりに連絡をとった彼と自宅デートの約束

私は困惑し何故か自分から連絡する事が出来なくなり、困った私は彼ではなく、私達が付き合っている事を知る彼の同僚に連絡してしまったのです。

「まだ仕事忙しい?彼は元気?」

こんな私のメールに同僚からの返事は「何故本人に送らないの?彼、寂しがっていたよ」という物でした。

私は慌てて彼にメールを送った所、彼から「今日私の家に行っても良いか?」という返事が来ました。

了承の返事をし、私は安堵しました。

これで以前のようにまた仲の良い時間を過ごせると思っていたのです。

彼の口から出た言葉は別れたい

ですが、その日私の家に来た彼から別れを切り出されました。

理由を聞くと、私が彼の事を好きなようには思えないと言われたのです。

    いつも連絡は自分からだった事を気にしていた。
    試しに自分から連絡をする回数を減らしてみたら、私から連絡が全く来なくなった。
    寂しくはないの?会いたいと思わないの?
    どうして自分ではなく、同僚に先に連絡するの?

こんな事を彼から言われました。

連絡をしない私と別れたいと言った彼の気持ち

彼にとっては理解がある彼女では無かった私

彼自身から繁忙期だからあまり連絡は出来ないと言われた訳でもないのに、自分の良いように捉えて深く考えずに、ずっと彼を不安にさせていた事を初めて知りました。

私が取った行動は、彼にとっては理解がある彼女ではなかったのです。

素直に自分が思っていた事を伝えましたが、離れていた彼の気持ちは戻る事はありませんでした。

4ヶ月以上も全く連絡を取らなくても平気なんて、私達が付き合っている意味はないと彼は去って行きました。

彼にそう言われて、そんなに長い期間連絡を取ってなかったのかと気付きました。

彼に復縁を迫ってみたけれど…

その後、私の家にある私物を取りに来た彼と会いました。

以前と変わらない笑顔で接してくれて、ホッとした私はもう一度付き合わないかと彼に切り出しました。

しかし彼からの良い返事はありませんでした。

    きっともう一度付き合っても同じ事になる。
    付き合っている間、私の気持ちがずっと分からなかった。
    自分から連絡する回数を減らす前、家に通っていた時も毎日自分から行って良い?と聞いていた。
    一度も家においでと連絡してくれなかったね。本当に好きだった?

と、彼の気持ち全てを聞いて思わず泣いてしまいました。

話し合うことの大切さを学べた彼との恋愛

好きだったけど、理解がある彼女という自分が好きだったのかもしれないとも思ってしまったのです。

彼からは、この話が付き合っている時に出来たら良かったのにねと言われました。

お互いに思っている事を相手に伝えないままだったからこそ、彼の気持ちは離れてしまいました。

自分自身が相手の為と思っていても、相手がそうは思わない事もある。

大切な人だからこそ連絡を取り、話し合う事が大事だと彼との恋愛で学びました。

きなこさん(女性 29歳 福岡県 専業主婦)


きなこさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。

彼女からの連絡が来ないと彼の気持ちが冷めやすい理由

転職をきっかけに以前勤めていた会社の同僚と交際を始めたきなこさん。

彼の仕事が忙しくなる時期に入ったため、彼の負担にならないように自分からの連絡を控え、理解のあるいい女を自ら演じるようになります。

しかし、仕事が忙しい時期が過ぎても彼からの連絡は来ず、不安になったきなこさんは彼の友人に連絡を取り、彼の近況を聞き出しますが、何故彼に直接聞かないのかと怒られてしまいました。

急いで彼に連絡をとったきなこさんですが、時既に遅し。

彼の気持ちは既に離れてしまっており、彼からフラれてしまいます。

元々同じ職場だったということもあり、彼の仕事の忙しさを知っているからこそ、彼の負担にならないように連絡をとらないようにしていたきなこさんですが、ちょっと極端過ぎましたね。

彼からしてみれば、一日に一通でもいいからメールをしたり、電話で少し話をしたかったのでしょう。

確かに男性は忙しい時期にはあまり連絡をとりたがりませんし、そんな時期にこまめな返信を要求してくるような女性は重い、面倒くさいと感じる生き物です。

でも、全く連絡をしないときなこさんの彼のように気持ちが離れていってしまいます。

ん~恋愛ってさじ加減が難しいですね。

多くの男性は、少し距離を置いたところから忙しい自分を心配してくれたり、気にかけてくれる、陰ながらに支えてくれる女性を求めています。

きなこさんの彼もその一人でした。

「仕事頑張ってね、返信はいつでもいいからね」といった気の利いたメールを打つことが出来れば違った結果だったのかもしれません。

よく雑誌や恋愛本などに、いい女になろう!なんてキャッチコピーがありますが、あくまでそれは女性視点でのいい女。

男性にとってのいい女とは違うことが多いんです。

しかも、あなたが今お付き合いをしている彼にとってのいい女にならなければいけないのに、自分の中で勝手に想像したいい女を演じても恋は上手くいきません。

どんな恋愛にもいえることですが、頭の中で思考を巡らせ、自己完結してしまうのは絶対にダメです!

相手がどんなパートナーを求めているのかは想像するのではなく、しっかりと二人で話し合いましょう。

彼にとってのいい女になる

そういうものは付き合っていく中で見つけていくのであって、話し合うようなことじゃないと思う…という人もいるでしょう。

それも一つの形です。

時間をかけて二人の関係性を作り上げていける間柄であれば、そんな方法も素敵ですよね。

でも私みたいなおばちゃんからしたら、聞けば答えが出る問題ならどんどん聞き出しなさい!と言いたくなります(笑)

彼が求める女性像をしっかり把握しておいた方が、他のところに気を回すことが出来ますからね。

恋愛は一人だけで完結するものでは無いですから、どんなことでもしっかりと二人で話し合っていくことはとても大切ですよ☆


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