私の事は大事じゃないの?いつも仕事で忙しい彼の気持ちがわからない。
こっこちゃん(女性 40歳 東京都 事務職)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
社内で人気者のイケメンの彼と職場恋愛をしていたこっこちゃん。
交際は順調でしたが、メールの返信が遅かったり、急な仕事で約束をドタキャンされることが続きます。
更に、彼は恥ずかしがり屋なのか、あまりこっこちゃんに対する気持ちを口で伝えてくれません。
段々と彼への気持ちが冷めていくこっこちゃんですが、ある日彼からプロポーズをされます。
彼の気持ち体験談メモ
お名前:こっこちゃん(仮名)
性別:女性
当時の職業:事務職
年齢:40歳
地域:東京都
悩み:彼は私の事を本当に好きなのかどうかがわからない
当時の状況:同じ職場のイケメンの彼と社内恋愛
仕事最優先の彼は私より仕事が大事なの?
職場恋愛だった私たち。
彼は本当に仕事も遊びも完璧にこなす人で、社内でも上司からも部下からも同僚からも信頼の厚い人でした。
そんな人の彼女になれて最初は嬉しかったのですが、一つ全然嬉しくなかったのは、女性社員からも人気が高かった事でした。
見た目も、高橋一生に似てるとか一部で言われたりしていて、女子社員で彼の事を嫌いっていう人はいないくらいでした。
彼から交際は秘密にして欲しいと言われ…
付き合い始めた当時は、彼から社内に付き合ってる事は公表しないでくれと言われていました。
私は実は入社当時から彼を狙っていて、何とか念願がかなって付き合えたので、嫌われたくない一心から言われるがまま、理由も訊ねられずにその約束を守っていました。
彼としては、その時大きなプロジェクトを任されていて、噂好きの社内の人たちに色々言われて気が散るのがイヤだったこと、プロジェクトが成功したら私にもプロポーズ出来ると思っていた事などの真面目な理由があったようですが、私からしてみたら、実は社内に他にも付き合ってる人がいるんじゃないかと気が気ではなかったです。
私への気持ちを言葉で伝えてくれない彼
当時はメールをしても返事がすぐに来なかったり、約束をしていた週末も、仕事でドタキャンされる事もありました。
二人でいる時には無口になりがちで、あまり「好き」とかそういう事も言ってくれるタイプの人ではありませんでした。
私はどんどん不安になっていき、「実は社内に他にも付き合ってる人がいるんじゃないか」という妄想は、どんどん大きくなっていきました。
そんな中、無口で照れ屋な彼が、お酒を飲んだ時だけ、ごくたまに、「お前は俺の大事な人だから」などと言ってくる時がありました。
私は妄想に駆られている時期でもあり、お酒飲んだ時だけ調子よくそんな事言って、素面で言えないなんてからかってるに違いないと、ネガティブな方向に捉えていたのです。
彼からしてみると、本心をどうにかして伝えたかったけど照れ屋だし、どうしてもいえそうにないから酒の力を借りて何とか伝えたかったみたいです。
彼からプロポーズを受けたけど…
そして私の妄想はどんどん膨らんでしまい、彼がプロポーズしてくれた頃にはすっかり気持ちが冷めかけていて、結婚して欲しいと言われた時に別れを切り出してしまったのです。
私は忙しすぎる彼の事を理解するフリをして、実は自分が傷つきたくないというだけで勝手に彼の浮気を妄想して距離を置いていました。
そんな私を、彼は自分の仕事の邪魔にならないように離れていてくれているんだと思っていたようです。
それなのに別れを切り出されて驚いた彼は泣きながら、
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社内に内緒にしていたのは営業部に本当にうわさ好きのやつがいて、そいつにからかわれるのがすごく嫌だった事。
性格上、あまり好きだとか愛してるとか口に出せない事
この仕事が落ち着いたら実績にもなるし、実はもっと待遇のいい会社にスカウトをかけられている事
そこに移動になれば、ほぼ確実に週末は時間が取れる事
などを説明してくれました。
彼の気持ちを理解出来ていなかった私の反省点
そもそも、私は妄想に駆られていて気が付いてなかったのですが、彼は本当に一つ一つ几帳面に物事をクリアしていくタイプの人で、私が送っていたメールには、時間が空いた時に必ず返信をくれていました。
それが半日後だったり、一日後だったりもしましたが、そういう誠意は見せてくれていたのです。
そういう彼の気持ちを理解しようとせず、よくある「仕事と私とどっちが大事なの?」的な考えにとらわれていた自分がすごく恥ずかしかったです。
傷つかない事を優先する恋は幸せになれない
今、あの妄想に駆られていた当時の私に言いたい事は、自分が傷つかない事を最優先にしていては、幸せを手にはできないという事です。
私は自分が傷つかないように先回りして、他に女がいた時の事を予測して傷つかないように身構えていたのですが、そんな事をしていては本当の事、本当の幸せ、本当の彼の気持ちに気がつけないと分かったのです。
こっこちゃん(女性 40歳 東京都 事務職)
こっこちゃん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
彼女に対して素直な気持ちを伝えてくれない彼の気持ち
同じ職場で人気者の彼とこっそり社内恋愛をしていたこっこちゃん。
しかし、彼からの連絡の返信の遅さや、交際を秘密にして欲しいという彼のお願い、約束のドタキャン、お酒の力を借りないと本音を話してくれない彼の様子にだんだんと熱が冷めていってしまいます。
彼と別れようと思っていた矢先、突然彼からプロポーズをうけますが、既に気持ちが冷めてしまっていたこっこちゃんは彼に別れを切り出します。
最終的にはこっこちゃんのネガティブな妄想が一人歩きしていた事がわかり、二人の仲は改善されたようですが、ご結婚はされたのでしょうか?
恐らくされていると思いますので、正直な彼の気持ちを聞くことがよかったですね。
今回登場した彼は決してマメではありませんが、忙しい時でも一日に一度はメールの返信をしているので、とても誠実な男性という印象を受けました。
数日連絡が返ってこない男性なんてザラにいるんですから、こっこちゃんは少し焦りすぎだったかもしれませんね。
人間の殆どは、誰かに褒められたい、認められたいという承認欲求の強いものです。
こっこちゃんの彼はには結婚に向けた彼なりのプランがあり、それに向けて仕事を必死に頑張っていたはず。
連絡が少なくなったり、デートをドタキャンしてしまった時もありましたが、こっこちゃんが許してくれているから、自分の頑張りを認めてくれている!もっと頑張って時期がきたらプロポーズをしよう!という気持ちだったのでしょう。
しかし、気持ちの盛り上がってる彼に対して、気持ちが冷めていっていたこっこちゃんという対照的な関係ができあがってしまっています。
お互いに本音を言い合うという話し合いをしなかったことがすれ違いの原因です。
彼のことを信じて待つといえば聞こえがいいですが、それって単に彼任せの受け身の恋愛だと思いませんか?
いくら長年付き合っていたも、以心伝心なんて中々できるものではありません。
不安だから、彼の本心を確かめるのが怖いからという理由で話しあうこともせず、自分ひとりでネガティブな妄想を膨らませるような恋愛をしていては、あなたの成長に繋がりませんし、彼に対しても失礼な行為です。
これから先もずっと一緒にいたいと思える相手なのであれば、自分の本音をさらけ出せる関係を作り上げるべきです。
言いたいこともいえずに不満を溜め込んだり、彼のご機嫌を伺うような交際を続けているのであれば、すぐにやめましょう。
今回は何とか別れという最悪な事態を回避することができましたが、こっこちゃんのようにネガティブな妄想が一人歩きしてしまっている女性は沢山いると思います。
勇気を出して、自分の本音を彼の本音を言い合う機会を作って欲しいと思います。
彼から嫌われないようにすることを一番に考えた恋愛をしている方は、その付き合い方を変えるためにも本音をぶつける勇気を持って欲しいと思います☆
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