遠距離恋愛中の彼が久しぶりの通話中にゲーム…私はもう大事な存在じゃないの?
ナナミさん(女性 30歳 広島県 主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
学生時代から付き合っていた彼と卒業を機に遠距離恋愛となってしまったナナミさん。
慣れない生活が続き、彼とのすれ違いが増えていきます。
このまますれ違いが続くのは良くないと思い始めていたナナミさんは、彼とスカイプで通話をしました。
久しぶりの会話を楽しんでいたナナミさんですが、キーボードをイジる音から、何と彼はゲームをしながらナナミさんと会話をしていたことが判明。
別れを考えたナナミさんは彼への連絡をしなくなってしまいます。
彼の気持ち体験談メモ
お名前:ナナミさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:主婦
年齢:30歳
地域:広島県
悩み:遠距離恋愛中の彼はもう私のことが大切ではないのかもしれない
当時の状況:年下の彼と遠距離恋愛中
遠距離恋愛中の彼との通話中に彼からされた悲しい対応
私たちが遠距離恋愛になってしまったのは、私が大学を卒業した後のことでした。
付き合い始めたころには私は地元での就職が決まっていましたし、ひとつ年下の彼は実家暮らし。
専門学校を卒業して国家資格を取得するまでは、自活は無理な状態で、どうすることもできなかったんです。
すれ違いが増えつつも欠かさずしていた彼との連絡
私は九州で慣れない社会人生活、彼は中国地方のとある町で勉強にバイトにと忙しい日々。
私たちは徐々にすれ違うことが多くなっていきました。
だって、直接会えるのはせいぜい2か月に1度程度のことだったんです。
新幹線とバスを乗り継いて5時間の距離では、顔を見ることすらままなりませんでした。
コミュニケーションの手段は、携帯電話でのメールや電話とスカイプでの通話です。
特にスカイプは、帰宅したら常につなぎっぱなしにしているほどでした。
だけど、私は常に疲れていたし、彼も勉強をするときは集中したいと、家にいてもチャットだけで済ませることも増えていました。
なんとなくこのままではまずいなと感じ始めてはいたんです。
久しぶりの彼との通話
そして付き合い初めて2年目、遠距離になって1年経ったころに決定的な出来事が起こりました。
その日もいつものように、帰宅したらすぐに彼のログイン状態を確認。
パソコンは立ち上げているようだったので、スカイプのチャット機能で「話せる?疲れてたり、他にしたいことがあるんなら大丈夫だよ」と話しかけました。
すると彼からすぐに着信があったんです。
そのころは、話しかけても「あとでいい?」と言われ、そのまま寝落ちされてしまうことも多かったので、驚きつつも嬉しく思いました。
私と通話をしながらゲームをしていた彼
電話に出た彼は普段通りで、週末だったこともあって私はテンションが高く、話したいことがたくさんありました。
とはいえ、彼も疲れていることはわかっていたので、興味をもってくれそうな話、笑ってくれそうな話をしていたつもりだったんです。
ところが、話し始めて5分もすると彼の反応は徐々にあいまいな感じに……。
何を言っても「うん、うん」と言っているだけ。
質問をしても、5分ほど黙った末にやっと返答してくるようになっていきました。
そして、かすかに聞こえるカチャカチャという音。
彼は、私と話しながらゲームをしていたんです。
酷い彼の対応に怒って通話を終わりに
久しぶりの会話だというのに、こんなに適当な対応をされるのかと考えて、私はものすごく悲しくなってしまいました。
彼がゲーム好きなことは知っていましたが、こんなときでもゲームが優先なんだと考えてしまったんです。
「ゲームがしたいなら話しなくてもいいよ。私、もう眠くなってきちゃったから寝るね」
本当は怒っていました。
だけど、怒ったって仕方がない。
もう私たちはダメだろうし、このままフェードアウトしよう。
そう思って彼にはそう伝えて、その日はスカイプを切りました。
彼は少し慌てた様子をみせ「もうちょっと話したい」とは言いましたが、私がしぶると「そっか、おやすみ」と言っただけだったんです。
彼との別れを考え連絡をしない日々
それから私は、彼に対してメールや電話をするのをやめました。
私はまだ彼のことが大好きだったので、私に対する気持ちが薄れているところを見たくなかったんです。
彼にとって私はゲーム以下の存在で、まともに相手をしたいと思える相手ではないんだと思っていました。
まだ話がしたいと言ってくれたのは嬉しかったけど、それが本音かどうかはわかりません。
だって、本当に話をしたいのなら、もっと真剣に私と向き合ってくれるはずだし、この状況をどうにかしようとしてくれるはずです。
だけど彼は、私からの連絡が絶えた状態でも、何のアクションも起こすことはなかったんです。
四六時中一緒にいた学生時代なら、彼の気持ちに悩むことなんてありませんでした。
だけど、距離が離れてしまったら、彼が私とのお付き合いをどうしていきたいのかまったくわからなくなってしまいました。
滅多に会えない彼女の心をつなぎとめておく必要性なんて感じていないのだとしか思えなかったんです。
突然会いに来てくれた彼がくれた謝罪
ところが、そんな状態になって2回目の週末、彼から突然電話がかかってきました。
「来週、そっちへ行く」と言うんです。
急に何を言っているのかと焦りましたが、彼は本気のようでした。
そしてその電話で、前の通話のときのことを謝ってくれたんです。
「あの日は本当に疲れてて、ナナミ(私)の声がききたかった。だけど、何も考えたくないからゲームに夢中にもなりたかった。ナナミにスカイプを切られて、メールもくれなくなって、ひどいことをしたってわかった。ナナミともう話ができないと思ったらこわくなった」
そんなことをたどたどしくも一生懸命に話してくれました。
彼の私に対する本当の気持ち
それは多分、私の都合や気持ちは完全に無視した行動だったことは間違いないでしょう。
だけど、そんな風に相手のことを思いやる余裕もないときに、私を求めてくれたことは嬉しかったんです。
ストレスが多いときほど、空いた時間をゲームに費やしてしまう人だということはよく知っていました。
そのときもきっと、ゲームだけをしていてもよかったのでしょう。
だけど、私と話すことも選んでくれていたんです。
その後、実家までやってきて両親にも挨拶をしてくれた彼は、「資格が取れたら結婚しよう」という爆弾発言を残して帰っていきました。
今でもゲームばかりやっていますが、私と子どもが話しかければ彼なりに精一杯相手をしてくれる良いパパになっています。
ナナミさん(女性 30歳 広島県 主婦)
ナナミさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
遠距離恋愛中の彼との交際を成功させる秘訣とは
今まで近くにいた存在の彼と離れ離れになってしまう遠距離恋愛はとても辛いものです。
彼の事が好きであればあるほどその辛さは相当なものになっていくでしょう。
体験談を投稿してくれたナナミさんも、学生時代からお付き合いをされていた彼と環境の変化をきっかけに遠距離恋愛をすることになってしまいました。
近くにいる時はすぐに会えますし、彼の声も簡単に聞くことが出来ますが、遠距離恋愛となってしまうと今まで通りにはいきません。
すれ違いも多くなっていたようなので、ナナミさんも危機感を感じていました。
その点に関してはきっと彼も同じだったはずです。
彼自身も何となくナナミさんとの交際に危機感を感じてはいましたが、お金も時間も無い、更に勉教もしなければいけない環境だったので、中々ナナミさんを安心させることが出来るような行動が出来ませんでした。
ナナミさんが彼にちゃんと連絡をしてくれていたことから、そのうち何とかすればいいやというなぁなぁな感情が生まれてしまったのでしょう。
とりあえず、スカイプで通話をして繋がりを保っておけば大丈夫という甘えがあったのだと思います。
だからナナミさんとの会話中にゲームをするという失態を犯してしまいました。
その後、ナナミさんからの連絡が途絶えたことで彼は二人の未来が危ないと真剣に危機感を持つことが出来ています。
女性と違い、男性は実際に顔を合わせることがなくとも、メールや通話などで彼女と繋がっているだけで安心感を持ってしまう傾向が強い生き物です。
特に恋愛体質ではない男性の場合はその傾向が強いですね。
そういう男性にはしっかりと危機感をもたせることが重要です。
「私の事を大事にしないのに、いつまでもあなたの事を好きでいるなんて思わないで」と暗に伝えることは大切かもしれませんね。
遠距離恋愛を成功させるためには必ず一度は別れの危機を乗り越える必要があります。
辛い時期ではありますが、その別れの危機が二人の絆をより深めるものとなります。
今現在遠距離恋愛をされている方も、ナナミさんと彼のように遠距離恋愛が成功するといいですね♪
※遠距離恋愛で悩んでいた女性の体験談
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