私と趣味とどっちが大切?恋愛よりも趣味のサーフィンを優先する彼の気持ちがわからず二股されてしまった過去の恋愛体験談
ののたんさん(女性 37歳 三重県 専業主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
両想いになり付き合い始めた彼はサーフィンが趣味の同い年の男性でした。
付き合い始めはよかったものの、恋愛よりも趣味を優先する彼は、段々と会う回数も連絡も少なくなっていってしまいます。
それでも彼の趣味の楽しみを邪魔しないようにただただ彼からの連絡を待ち続けるののたんさんですが、久しぶりのデートで彼から告げられたのは突然の別れの宣告でした。
サーフィンが趣味の同い年の彼と交際をスタート
私は20代前半の頃、同い年の男性と1年ほどお付き合いをしていたことがありました。
彼は私が臨時のアルバイトで働いていた職場の非常勤職員でした。
職場で度々接することがあり、何度も話すうちにお互い好きになって付き合うようになりました。
付き合うようになってからは、週に2~3回ほどは会っていたのですが実は彼と付き合うことに対して一つだけ不安になっていたことがありました。
彼はサーフィンが趣味で、常に携帯などで波のよさや特に波のいい場所の情報を求めているくらい、サーフィンを好んでいました。
当時は私はサーフィンなどしていなかったので、私がいることで趣味の邪魔になってしまって、そのうち捨てられるのではないかと不安に思っていました。
私よりも趣味のサーフィンを優先する彼
最初の方はデートで一緒にサーフスポットに付いていき、彼がサーフィンをしているのを見ていることが続きましたが、彼としてはずっと見ているだけの私を見て、それが気になってサーフィンに集中できないような感じでした。
付き合って半年ほどして、少しお互いに隙間風が吹いたのか、以前よりはデートの回数が少なくなり、またこちらが連絡しても返事が遅れたり、2~3回に1回しか返事が来ないような状況になりました。
理由を聞いてみると、サーフィンに急に行きたくなって連絡する暇がなかったとか、仕事が忙しくなっていて連絡する余裕がなくなってしまったという返事がきました。
確かにサーフィンに関しては今の仕事を辞めてサーフスポットの近くに引っ越して働きたいと思うくらい熱を上げていたので、その理由はごもっともだと思い、彼の言葉を信じてとにかく連絡が来るのを待っている状態でした。
不安的中!交際一年でされた突然の別れ話
しかしながら、もうすぐ付き合って1年になろうという時、珍しく彼からデートの誘いがあり、会ってみると別れ話を速攻でされました。
理由は私とは気が合わないし、趣味を優先させたいからということで今日で関係を終わりにしたいということでした。
本当は別れたくなかったのですが、どれだけ話をしても彼は別れるの一点張りだったので、仕方なく了承して別れることにしました。
付き合いだした頃の不安がまさに的中してしまったことになってしまいました。
知人から聞かされた別れの本当に理由を知りショック…
彼は誠実な人に思えたので、単に気が合わなかった、自分にサーフィン以上の魅力がなかったと思って今回の失恋を慰めようとしていましたが、後々衝撃の事実を共通の知人から聞かされました。
実はサーフィンに通っているうちに、たまたま彼の近くに住む女性と知り合って彼女に乗り換えたということでした。
彼女はサーフィンをしていて、彼女なら自分の趣味を我慢しなくても付き合っていけると思って私を振って彼女に乗り換えたということでした。
結局は私と気が合わないとかサーフィンを優先させたいとかではなく、途中から彼女と二股をかけていて最終的に自分に都合のいい彼女を選んだということでした。
その話を聞き、彼は相当いい加減な人間だったということ、彼に騙されていたということ、そして私は完全にサーフィン以下の女だったんだと思うようになり、しばらくは立ち直ることができませんでした。
その後2年ほどは全く他の男性ともお付き合いをすることもないくらい、男性不信となってしまいました。
失恋を乗り越えて素敵な旦那に出会えました
しかし、不幸中の幸いだったのはそのような彼と付き合っていたのが20代前半だったことでした。
その時の彼との恋愛は失敗だったと同時に、今後は同じような過ちを繰り返さないよう気を付けるという教訓を得て、20代後半中にはまともな男性と恋愛をして結婚をしようという気持ちになりました。
その失恋から2年ほど経ち、その彼よりも遥かにまともな今の旦那と出会って25歳で無事に結婚することができました。
彼の本当の姿を知らされた当時は本当に辛い思いをしていましたが、今になってはこんなにひどい男もいるから騙されないようにしよう思えたことに関してはよかった経験だと思っています。
ののたんさん(女性 37歳 三重県 専業主婦)
ののたんさん、貴重な体験談を投稿いただきありがとうございます。
趣味に夢中になっている彼にとって恋愛は二の次でしかない
仕事よりも恋愛よりも自分の趣味を一番大切にする男性はたくさんいます。
そういう男性は、女性からしてみれば何でそんな事に?と思うような事に対して物凄い情熱を注いでいます。
そういう男性にとって、その情熱を注いでいる趣味は単なる趣味では無く、人生の全てを懸ける価値のある大切なものだと思って下さい。
大切な趣味のある男性は、今までの人生の時間とお金の大半をその趣味に費やしています。
はっきり申し上げて、出会って数ヶ月~数年の女性に今まで注いできた以上の情熱を向けて欲しいと言われても難しいと言わざるを得ないでしょう。
彼の趣味を大きく上回る何かがあればまた違うのかもしれませんが、趣味を第一に考えている男性を、恋愛を第一に考えてくれる男性に変えるということは非常に難しいことです。
このような男性に対しては、趣味よりも自分を優先させるのではなく、趣味を理解し一緒に楽しんだり、彼の趣味の話を興味を持って聞くことでいい関係を築くことが出来るようになります。
今回ののたんさんがお付き合いをされたいた彼は暇さえあればいい波を探し、仕事を辞めてまでもサーフィンを楽しめる環境を求める彼氏でした。
非正規で働いていた理由もおそらくサーフィンのためだと思われます。
安定を求めて正社員として働く男性がほとんどの世の中ですが、ののたんさんの彼はそういったものよりも趣味のサーフィンを優先する男性です。
どれだけサーフィンを大切にしているのかよくわかります。
そういう男性が求める女性はその趣味を理解してくれる女性です。
欲を言えば一緒にその趣味を楽しんでくれる女性を求めています。
ののたんさんも多少は彼のサーフィンという趣味に対して理解を示してはいましたが、一緒にその趣味を楽しもうとしたり、その趣味を知ろうという努力が足りなかったと思います。
また、趣味よりも自分を優先して欲しいという気持ちが彼には伝わっていたのでしょう。
それが彼の気持ちが徐々に離れて行ってしまった原因だと思われます。
そんな時に自分の趣味を理解し、一緒に楽しんでくれる女性が現れてしまえば気持ちが移ってしまうのは仕方がないかもしれませんね。
もちろん二股という状況は褒められたものではありませんが。
ののたんさんの場合、ただ彼からの連絡を待つのではなく、彼の趣味を理解し、一緒に楽しむ努力をする方が二人の関係はうまくいっていたと思います。
男女の交際において、長い時間を一緒に過ごすわけですからお互いの理解というものは非常に重要になります。
彼の趣味への情熱を受け入れ、よき理解者になることが最愛のパートナーとなる第一歩ではないかと思います。
また、あなた自身も没頭できる趣味を見つけるのも一つの手段です。
彼の趣味と同じものを楽しめることが一番だとは思いますが、人には向き不向きがありますから無理に彼の趣味にあわせる必要もありません。
あなたが趣味に没頭することで、彼もあなたを蔑ろにしていた事に気付いてくれるということもあります。
何れにしろ、ただ彼の気持ちが自分にだけに向いてくれる事を待つだけの恋愛は避けるようにしましょう。
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