No.159 「本命はお前だから」と言いながら浮気をし続ける彼の気持ち

しろぶんちょさん(女性 40歳 東京都 主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

20歳の頃、しろぶんちょさんは8歳年上のホテルマンの男性と交際をしていました。

彼は大変スマートな男性で、高級レストランに連れて行ってくれたり、ホテルのスウィートルームを予約してくれたりと、しろぶんちょさんが今まで体験をしたことがない素敵な体験をさせてくれる男性でした。

ある日、彼の声が聞きたくなったので、電話をしたしろぶんちょさん。

すると電話越しに知らない女性の声が聞こえてきます。

男友達と遊んでいるものとばかり思っていたしろぶんちょさんは、彼が浮気をしていたことを知りました。

ショックを受けてしまったしろぶんちょさん。

彼からの折り返し電話を待っていると、思わぬ展開に話が進みます。

彼の気持ち体験談メモ

お名前:しろぶんちょさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:フリーター
年齢:28歳
地域:東京都
悩み:私が本命だと言いながら浮気相手の女性と交際をしていた彼との今後の関係
当時の状況:初めての体験をさせてくれるスマートな彼と交際中

彼の気持ち体験談

浮気をするのに本命は私だという言い張る彼の気持ちって?


「本命はお前だから」という浮気症の彼に私が取った行動

私がハタチの時に付き合っていた男性の話です。

8才上のホテルマンだった彼は何もかもスマートで、高級レストランに連れて行ってくれたり、ホテルのスイートに部屋を取ってくれたり、何もかもが初めての体験のことばかりでした。

彼に電話をすると電話越しに聞こえてきた知らない女性の声

ある日、付き合っている彼の声が聞きたくて電話をしたら、「今男友達と遊んでるから後でかけるね」とのこと。

でも実は他の女の子と遊んでいたようで、「え、待って、私男じゃないし。誰?彼女?何で嘘言うの?」と声が聞こえました。

私はびっくりして、「ちょっと、今本当に誰といるの?何で?男友達じゃないの?」と矢継ぎ早に質問をしましたが、彼には「ごめん今ちょっと無理だから。後で絶対かけ直すから切るね。」と言われて電話を切られました。

私はびっくりしたのと、彼が浮気してたんだってすごくショックになり、女友達にすぐ電話して慰めてもらったのですが、

「浮気は病気で一生治らないから。今は付き合っているだけだからいいけど、結婚して子どもができてから浮気されたらどうするの?今の内にわかってよかったじゃん。っていうか、そう思うべきだよ。そんな人に時間を無駄にするのはやめなよ。電話だって出なくていいし、話だって聞かなくていいよ。アンタに嘘ついて女と会ってたってだけで黒だよ。もうそのまま別れちゃいなよ。」って言われました。

友達は私のことを思って言ってくれているっていうのはわかっていたし、実際彼女の言うことが正しくて、でも私はそれでも彼のことが好きで、諦めきれなくて。

彼の電話を待ってしまいました。

彼の呼び出しで浮気相手の女性と対面することに

1時間ぐらい待ってかかってきた電話は、私の予想を裏切るものでした。

「あのさ、さっきの人がお前にどうしても会いたいって言ってるんだけど、悪いけどこれから出てこれないかな。」

彼の浮気相手が私に会いたい?なぜ?

やめればいいのに、彼をまだ諦めきれない気持ちと、その人が私に会って何をしたいのかを知りたくて、私はのこのこと指定された場所まで行ってしまったのでした。

カフェバーに着くと、いかにも挑戦的な美人さんと、横で小さく縮こまっている彼がいました。

浮気相手の女性を目の前に本命は私だという彼に感じた怒り

何も言わずに席についた私に、彼女は悲しそうな顔でこう言いました。

「あのね、私あなたの存在をずっと知っていた。この人にはずっとお前は浮気相手だからって言われていた。本命彼女がいるからって。だから、クリスマスも誕生日も一緒に過ごせなかったけど、それでも彼と一緒に過ごせる時間があるのならいいと思っていた。でも、彼がそんなに大事にする人がどんな人なのか、さっき電話がかかってきてどうしても会ってみたいと思っちゃって。」

そしたら、急に彼がその人に向かって、「だから言っただろ?浮気相手なんだよ、所詮。それでもいいから会いたいって言ったのはお前だろ?なんで俺と彼女の間まで引き裂こうとするんだよ!」ってすごい勢いでまくしたてました。

そして私に向かって急に態度を変えて、「こういうことだから。こいつはただの浮気相手で、俺の心は変わってないから。お前が本命だから、いつでも戻るのはお前ところだから。」と、彼はそう言ったのです。

私は急な展開で一瞬何が何だかわからなくなったけど、彼の言葉に涙を流している彼女を見て、急にふつふつと怒りがこみ上げました。

私という彼女がありながら浮気をしておいて、その浮気相手には本命彼女がいるけど浮気でもいいなら会うって言って会ってやることやっておいて、それを私にもその浮気相手にも認めろなんて虫が良すぎる!何て奴だ!と。

彼に対する感情が一気に冷めていった瞬間

そして浮気は浮気で戻るのは私なんて開き直った彼に対して、一気に気持ちが冷めていくのを感じました。

浮気は病気、そう言ってくれた女友達の言葉が胸にすとんと落ちました。

それ以上話すことはなかったので私はカフェを出て家に帰り、彼からの連絡にも二度と出ることはありませんでした。

その後に付き合った人と結婚して子どもが生まれましたが、今でもその彼と結婚しなくてよかったと、あの時目が覚めてよかったと本当に思います。

しろぶんちょさん(女性 40歳 東京都 主婦)


しろぶんちょさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。

「浮気は病気」まさにその通りだと思います。

ただ、そうは言っても人の心はままならないもの。

しろぶんちょさんも、ふとした時に理性では止められない出会いがあるかもしれません。

しかし、今回の彼の場合は悪意が強いと思います。

しろぶんちょさんの人生を台無しにするような彼という存在から離れたことはとてもいいことだと思いますよ。

自分の人生を楽しむのは重要です。

しかしそのために身近な人の人生を傷つけるような行為は避けるべきでしょう。

このような存在からは離れるのがベストな正解です。


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