彼は都合のいい女が欲しかっただけ?既婚者の彼に振り回された不倫体験談
こめっとさん(女性 30歳 愛媛県 主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
アルバイト先で好きになった既婚者の副店長と不倫関係だったこめっとさん。
彼に夢中だったこめっとさんですが、就職をして広い世界を知っていく中で彼に対する執着心が徐々に薄れていきます。
数年に及ぶ彼との不倫関係を通してこめっとさんが学んだこととは何だったのでしょうか?
彼の気持ち体験談メモ
お名前:こめっとさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:大学生
年齢:30歳
地域:愛媛県
悩み:不倫相手の彼との関係性
当時の状況:バイト先で出会った既婚者の彼と不倫中
既婚者の彼に振り回された4年間。不倫をした私が学んだこと
20歳から24歳まで、既婚者の彼と交際をしていました。
出会った場所はアルバイト先の居酒屋で、出会った当時私は20歳の大学生で彼は26歳でした。
彼はその居酒屋の副店長でした。
働き初めてすぐに私は彼になぜだか惹かれていましたが、彼は私を恋愛対象とは見ていませんでした。
何十人もいるアルバイトの子たちの中でも、お気に入りレベルもとても低かったと思います。
彼は厨房で仕事をしていましたが、どうしてもホールの人数が足りない日があり、私と同じフロアで仕事をしました。
その日から、私に対して明らかに好意を示すようになしました。
すぐに連絡先を交換して毎日メールのやり取りをするようになり、その数日後には食事に誘われました。
彼が既婚者であることは知っていましたが、私自身も若くて不倫に対する罪悪感もなかったので、誘われるままに食事に向かいました。
そしてその日のうちに体の関係を持ちました。
当時、私は男性経験がなく、周りの友人たちがどんどん彼氏を作って初体験を済ませていくことに焦りも感じていました。
なので、やっと自分も初体験を済ませることができたという安心感があったのを覚えています。
念願叶ってスタートした彼とのお付き合い
その数日後、彼から正式に付き合ってほしいと告白をされ、受け入れました。
彼も私も、その時はお互いに割りきった関係になるだろうと予想していました。
しかし、次のデートの際に、彼が初めての相手であると伝えた途端、彼は私への愛情と執着心が一気に芽生えたようでした。
毎日時間があれば私にメールや電話をくれましたし、週に2、3回は仕事終わりに待ち合わせてホテルへ行きました。
私は彼しか男性を知らなかったので、どんどん自分好みのセックスをするようになる私を見ているのが楽しかったようです。
付き合い出して数カ月後、彼からこれからはホテルではなく私の家で会いたいと言われました。
それからはほとんど毎日、仕事終わりには私の家で食事をしてセックスをするようになしました。
私は一人暮らしをしていましたが、彼とは体の関係だけと思っていたので、普通のカップルのように家で合ったり出かけたりすることを考えてもいませんでした。
徐々に普通の恋人同士のような付き合いをするようになり、いつのまにか私は彼に夢中になり、彼も私をとても束縛をするようになりました。
メールでのやりとりの中でも会っている時でも、彼はすごく私をほめてくれました。
いつも大好きだと言ってくれ、今までの女性のなかで一番だと言ってくれていました。
体の相性も性格も、全てが自分好みで最高の相手だと毎日言ってくれていました。
仕事場でも私達の関係は暗黙の了解になっており、全員が私と彼の関係を知っていました。
しかし彼を好きになればなるほど、彼が既婚者であるという事実が苦しくなっていきました。
だんだんとヤキモチを妬くようになり、誰が一番好きかどうかを聞くようになった私に、彼は徐々に疲れ始めました。
彼と距離を置くことで薄れていった執着心
付き合い始めて2年程経った時、距離を起きたいと言われ、1ヶ月ほど会わない時がありました。
その間、彼は他のアルバイト女の子をデートに誘っているようでしたが、それが上手く行かなかったせいか、また私のもとに戻ってきました。
私も彼が大好きだったので、再び以前のような関係に戻りました。
それからしばらくして、私は就職で県外に引っ越すことになりました。
しかし、彼との関係は続きました。
休みの日にはわざわざ会いに行きました。
ところが、就職をしていろいろな大人の男性と出会い、彼はそんなに夢中になる程の男ではないのでは?と思うようになりました。
私も学生の頃よりも男性にモテるようにもなり、彼に対する執着心も消えていきました。
すると、彼は私が離れていくのではないかと不安になってきたようで、奥さんと別れて一緒になれる道を探したいと言ってきました。
学生の頃の私であれば大喜びをして信じていたと思います。
でも既に私の気持ちは離れつつあったので、彼にその話をされたタイミングで私の方から別れを告げました。
「もしも本当に奥さんと別れるつもりであれば、別れた後に連絡をしてほしい。別れるまでは二度と連絡をしないでほしい。」
と伝えました。
数年間の不倫を通して私が学んだこと
別れてから2年間ぐらいは、たまに彼から会いたいというメールがきましたが断り続けました。
やっぱり男は女を追いかけたい性分なんだと感じました。
そして私は夫と出会い結婚をしました。
既婚者を相手に青春を無駄し、随分と自分を苦しめ、相手の家族にも失礼なことをしたと今は反省をしています。
彼が私を愛してくれていた気持ちは本当だったと思います。
ずっと愛人として私をそばに置いておきたかったのだと思います。
就職で県外に行かなければ、10年でも20年でも彼と付き合っていたような気がしてゾッとします。
不倫や相手のいる彼との関係で悩んでいる女性に、どうか一度勇気を出して彼から離れてみて!とアドバイスをしたいです。
こめっとさん(女性 30歳 愛媛県 主婦)
こめっとさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
既婚者の甘い言葉を信用するのは危険
既婚者を好きになってもいい事なんて無いってわかってるのに、何故か魅力的にうつってしまいますよね。
特に恋愛経験が少ない学生は、年上の男性というキーワードだけでなんだかその男性が素敵に見えてしまうこともあるはず…。
そこに既婚というキーワードが加わると、禁断の恋に手を出しているような幻惑と、大人の階段を一気に駆け上っているかのような高揚感を感じてしまい、いつの間にか泥沼にハマってしまったという女性って結構多いんですよね。
自分を少しでも大人に見せたい、背伸びしたい、自分は他の周りの子とは違うという特別感を持っている女性は注意して下さい。
既婚者には帰る場所(=家庭)があるから余裕を持った態度であなたに接っすることが出来ます。
独身の男性には無い魅力があるというのは、例えあなたとの恋愛が失敗したとしてもちゃんと帰る場所があるという精神的余裕からくるものです。
精神的に余裕があるから、あなたとじっくり観察し、色々な方面から甘い言葉囁いてきます。
その甘い囁きにあなたが引っかかればもう相手の思うツボ。
彼との関係を精算するのは難しくなります。
そんな不毛な恋愛から抜け出すために大切なのは、彼以外の素敵な男性と出会うことです。
何も彼氏を見つけろというわけではありません。
あなたの世界を広げるという意味で、男友達でも上司でもいいので色々な男性がいるのだという広い世界を体感してほしいのです。
体験談を投稿してくれたこめっとさんも、彼を見限ることが出来るようになったきっかけは広い世界を知ることが出来たからです。
狭い世界で生きていると、眼の前にいる彼が最高の男性に思えてしまうことがあります。
でも最高の男性があなたを愛人扱いし、ただの浮気相手という立ち位置に置くでしょうか?
既婚者の男性にとって、あなたという女性は単なる性欲のはけ口でしかありません。
どんなに言い繕ったとしても所詮は都合のいい女です。
そんな都合のいい女を手元に置いておきたいからあなたの心を離さないように色々な甘い言葉を囁きます。
でもそれは愛ではなく、便利で都合のいい女が手元から離れるのが嫌だからです。
ほぼ全ての既婚者の彼が、奥さんと別れてあなたと再婚するという気持ちを本気で持っていないと考えていいでしょう。
不倫も一つの人生経験だとは思います。
不倫を経験することが出来たから、いい男とはどういう男なのかを見極めることが出来るようになったという女性もたくさんいます。
ですが、やはり不倫関係から抜け出すというのは大変なもの。
不倫関係で悩み、今後どうすればいいのかわからなくなっているのであれば、こめっとさんが言うように、勇気を出して一度彼から離れてみて下さい。
そして少しでも広い世界を体感してほしいと思います。
あなたにとっての最高の男性が誰なのか、見えてくるかもしれませんよ。
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