No.144 優しい彼に長年甘え過ぎてしまっていた私。プロポーズを数年放置されていた彼の気持ちは?

彼の気持ち

彼のプロポーズを放置して数年。。どうして私の側にいてくれるの?

かっしーさん(女性 35歳 福岡県 会社員)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。

かっしーさんには大学3年の時からお付き合いしていた彼がいました。

大学を卒業し就職した時にプロポーズされましたが、当時はまだ早いと感じ、もう少し待って欲しいと伝えていました。

勤め先に毎日迎えに来てくれる彼……かっしーさんは感謝しつつも、それをだんだんストレスに感じてきていたのです。

仕事にやりがいを感じる中、彼とのことは次第になおざりになっていった、かっしーさん。

そんな状態が4年も続いたある日、彼に女性から電話がかかってきたのです。

彼の気持ち体験談メモ

お名前:かっしーさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:会社員
年齢:35歳
地域:福岡県
悩み:優しい彼に長年甘えすぎていました。
当時の状況:プロポーズしてくれていた彼を待たせたまま、自分は仕事に熱中して4年が過ぎていました。


優しい彼にずっと甘えてしまっていた私

彼とは、大学3年からお付き合いを始めました。

大学4年の就職の時に結婚しようと言われました。

本音はすごくうれしかったのですが、大学を出てすぐに結婚という流れを私の親は絶対に許してくれそうになかったことや、自分自身も働いてみたいという思いがあり、もう少し待って欲しいと伝えました。

彼は、「分かった、待ってる」とだけ言って、何もいいませんでした。

仕事が楽しくて彼のことをなおざりにしていました

社会人になってからも、毎日会社にお迎えに来てくれる彼に感謝していましたが、仕事柄遅くなることも多々あったので、徐々に迎えにきてもらうのが悪い気がして、迎えにきてくれなくていいと言いました。

彼は、意味が分からない、待つのは苦痛でないと言いましたが、待っていると思う自分がストレスになっていることに気付きました。

それからは、仕事が遅くなるたびに会う回数が減り、会っても私が疲れていました。

彼は、働き過ぎている、そこまでして働かなくてもと言うのですが、成果をだしたかった私は、彼の言うことに耳をかさず、仕事を家に持って帰ってしたりしていました。

おそらく、彼も呆れていただろうと思います。

それでも、文句ひとつ言わず黙っていたのです。

ある日彼の元に女性から電話がありました

少しして、私が長期出張になり、彼と会えるのが週末のみになりました。

私は、仕事が楽しくて週末以外は彼のことを忘れている位に仕事に熱中していました。

実際、仕事をしている毎日はとても充実していて、とても満足でした。

それもこれも、黙って見守っている彼がいるからこそだということに当時は全く気付いていませんでした。

そして、疲れた週末に彼と会っている時は、ドライブ中に車内で平気で寝たりしていました。

ある時、週末に彼に女性から連絡がありました。

声が聞こえてしまったのです。「今の女の人?」と聞くと、「・・・」と黙っている彼。

そこからは、1時間位沈黙が続き、ついに彼が話を始めました。

もう終わりだと思った私に彼が告げた言葉は

会っていつも疲れているし、話をしても楽しくなさそうと感じていた、元気のない自分に友人が女性を紹介してくれたとのことでした。

私は、ついに来る時がきたと思いました。

もう何を言われても仕方が無いと覚悟しました。

「ごめん・・・これからどうする?」と私は、もうダメだなと思いそう言いました。

すると彼は、「っていうか、プロポーズしたの覚えてる?あれから、何年たったと思う?」と言われ、申し訳なささで涙が溢れてきました。

4年も経過していました。

仕事に夢中になっていた私は、本当に愚かだったと思いました。

「忘れていた訳ではなかった。甘えていただけ、本当にごめんなさい」と言いました。

ここで、彼とは終わりかなと思いました。

すると彼が、「で、プロポーズの返事は?」と言ってきました。

「!? 私なんかでいいの?」と聞くと、黙って抱きしめてくれました。

優しい彼に甘えていただけの自分を反省しました

私は、優しい彼にただ甘えていただけだと本当に反省しました。

そこからは、とんとん拍子で式の日取りを決めました。

そして、彼にひとつお願いがあると言われました。

今勤めている会社を辞めて欲しいと言われました。

確かに、私がいつも週末にぐったりしているのは仕事のせいでもありました。

今までお願い事をしてきたことが無かった彼のお願いでしたので、二つ返事でOKし、会社にもすぐに辞表をだしました。

会社にはもったいないと言われ、出世の話もちらつかせられましたが、私はもうこれ以上彼を寂しくさせるわけにはいかないと思いました。

私は相手に恵まれていたので、別れることにはなりませんでしたが、普通だったらいつ別れを切り出されても仕方なかった状態だったなと深く反省しましたし、相手に甘え過ぎないように気を付けていこうと思いますした。

彼の支えになっていきたいと思っていますが、いつでも彼が私の支えになっているんですよね。

かっしーさん(女性 35歳 福岡県 会社員)


かっしーさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。

プロポーズから月日が経ってもずっと彼はかっしーさんのことを結婚相手と思い続けてくれていました。

彼が紹介されていた女性と連絡をとっていたのは、友人からの紹介だったから無下にすることは出来ないからでしょう。

彼の気持ちはずっとかっしーさんに向いていましたね。

彼には悪いことをしてしまいましたが、そのお陰で彼がどれだけ大切な存在なのかを改めて認識することができたはずです。

結婚をしても色々なことがありますが、この時の体験がかっしーさんと彼を仲を深く結びつけているので、乗り越えていけることでしょう。

今後ともお二人の関係がいい状態でいられるようお祈り申し上げます。


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