友達の事を好きだと言っていた彼から突然の告白。付き合ってはみたけど本当に私の事が好きなの?
サンさん(女性 40歳 青森県 主婦)から投稿いただいた「彼の気持ち」体験談です。
親友のことを好きだと言っていた彼に突然告白されたサンさん。
いきなり親友から自分に乗り換えた彼の気持ちに不信感を感じながらも、押しに負けてしまい彼と交際を始めます。
しかし、親友のことが好きなのではないかという不安は中々消えることはなく、どこかに不安を感じながら彼との交際を続けていきます。
彼の気持ち体験談メモ
お名前:サンさん(仮名)
性別:女性
当時の職業:主婦
年齢:40歳
地域:青森県
悩み:告白してきた彼が本当に自分のことが好きなのかわからない
当時の状況:友達のことを好きだと言っていた彼から告白されて交際中
ずっと聞けなかった彼の気持ち
21歳のとき、1つ年上の友達に告白されました。
しかし、その友達の彼が直前まで好きだったのは私の親友だったのです。
付き合っていなかったとはいえ、彼が私の親友に夢中だったのは周知の事実。
仲間内では有名な話でした。
そんなこともあって数ヶ月は断ったものの、諦めない彼に根負けし、結局は付き合ってみることになったのです。
彼が私と付き合うことにした理由がわからない
彼は、常に優しく接してくれましたが、いきなり親友から私に気持ちが動いた理由が分からなかったこともあり、常に「まだ彼は親友のことが好きなのでは」という疑いを捨てられませんでした。
お付き合いはしていたものの、どこか信頼しきれない気持ちでいたのです。
交際することにしたのは、彼の人間性が素晴らしかったからです。
しかし、当時私は家庭や人間関係、そして仕事と悩み事だらけの状態でした。
「もしかしたら、そういう私を見て放っておけないだけかもしれない」
…そんなふうに思いました。
彼は本当に私のことが好きなの?
親友と私は、真逆のタイプです。
それもまた不安な要素だったのかもしれません。
しかも、彼は私の親友には日常的に「好き」だと言っていたのです。
数えきれないほど聞いたことがあり、その勢いには周囲も呆れるほどでした。
でも私には、交際前に数回言ったきり。
明らかに親友の時とは違っていました。
だから「本当に私のことが好きなのだろうか」と、会うたびに不思議で仕方ありませんでした。
自分の気持ちを伝えることが苦手
私も恋愛感情を言葉に出来ないタイプです。
どうしても恥ずかしさが先に立ってしまい、これまで自分から告白したことは1度しかありません。
その告白は失敗に終わりました。
それ以降、誰にも「好き」と言ったことがないのです。
それを考えると、彼が何も言わないからといって責めることはできません。
交際は順調だけど消えないモヤモヤ
交際自体は順調でした。
付き合い始めのころこそ、年が近いこともあり衝突したことがありましたが、それも最初だけ。
1年を過ぎた頃には喧嘩をすることもなくなりました。
穏やかに月日が過ぎましたが、私は交際前から抱いていた疑問を取り除けないままでした。
私のことが本当に好きなのか。
知りたい気持ちもありましたが、聞きそびれたままでした。
偶然聞くことが出来た彼の本当の気持ち
しかし交際2年目ごろに、転機が訪れたのです。
私たちには、交際前から通っているバーがありました。
久々に二人で、その店に行ったのです。
その日は、店で飲んでいたのは常連ばかり。
いつものように飲んでいるうちに私はすっかり酔ってしまい、カウンターに突っ伏して眠ってしまったのです。
ざわざわした店の中で眠り、しばらくして、ふと目が覚めました。
周囲は騒がしく、私の横に座っていた彼は、隣にいた常連男性と何か話しこんでいました。
まだ眠くて、私はそのまま目を閉じて聞いていました。
すると、いきなりその常連男性が、「彼女のこと好きなんでしょ」と彼に聞いたのです。
すると彼は、「はい」と答えたのです。
即答でした。
そうか、好きなのか、と思いました。
ちょっとだけ涙が出ました。
親友から私に気持ちが移った理由は分からないままでしたが、「もう気にしないようにしよう」と思うことができました。
「私を好きなのかどうか」という部分以外には、特に疑う要素のない人だったことから、そのまま交際を続け、それから1年後に結婚しました。
彼は知らない私だけの秘密
もう結婚してから15年以上になりますが平和に暮らしています。
それ以降も、彼から好きだと言われたことは一度もありませんが、あの日聞いた言葉が真実と思うようにしています。
偶然とはいえ、彼の気持ちを聞くことが出来てよかったと思っています。
あのとき私が起きていて話を聞いてしまったことを、彼は未だに知りません。
これから先も話すことはないでしょう。
なんとなく、このまま秘密にしておきたいと思っています。
サンさん(女性 40歳 青森県 主婦)
サンさん、貴重な体験談を投稿していただきありがとうございました。
他の人の事を好きだと言っていた彼の本当の気持ちとは
親友のことだを好きだと公言していたにもかかわらず、サンさんに告白してきた彼の気持ちってどういったものなのでしょうか?
第三者として客観的にみている分にはいいですが、告白をされた当事者のサンさんとしては腑に落ちないところが多いでしょう。
私だったら友達のこと好きって言っていたのに何なの!?軽い男!サイテー!なんて言ってコテンパンにしてしまうかも(笑)
そんな状況でも彼を受け入れたということは、サンさんにも気づかないうちに彼に対する愛情が芽生えていたのでしょう。
では何故彼はサンさんの友達の事を好きだと言っていたのか。
恐らく彼が最初から好きだったのはサンさんで、友達には挨拶代わりに好きだと言っていた可能性があります。
チャラけた人間に見せかけて、恋愛経験豊富な大人な男性を演じていたのではないでしょうか。
彼にとってカッコイイ男とはそういう男性だったのかもしれません。
そんな自分を演じながらサンさんに近づき、距離を縮める機会を伺っていた可能性が高いですね。
しかし、本当に好きな人には自分の気持ちを中々伝えられない可愛い男性がサンさんの彼ですね。
何だかお二人が似た者同士に思えました。
また、友達のことを好きと言うことでサンさんにやきもちを焼かせようとしていたという事も考えられます。
いずれにしろ有効的な方法だとは思えませんが…(笑)
交際を続けていく中で偶然彼の本音を聞くことが出来たサンさんですが、私としてはこれから先もずっと付き合っていくことを考えたら言わなければいけないこと、聞かなければいけないことに関しては勇気を出して相手の気持ちを聞き出すことはとても重要だと思います。
誰しも隠し事の一つや二つはあると思いますが、人生のパートナーに対して遠慮ばかりしていては、肝心なところで相手を頼る事も、助けてあげることもできなくなるのでは?と思います。
現在、その彼と結婚をして幸せな家庭を築けているようで安心しました。
少しずつでいいので、自分たちの本音をぶつけあえる関係を作り上げて行って欲しいと思います。
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